駅から徒歩3分!ぶらり立ち寄りテイクアウトも可能。パンとワインを楽しむことができる! na
一見、パン屋さんと分からないかも?大人な名古屋パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
名古屋駅から地下鉄東山線にのり今池駅で下車。11番出口を出たら徒歩で3分くらいのところにあるna。マンションの1階にあり、パッと見た感じではパン屋さんとは分からないかも。いや、正確に言うと純粋なパン屋さんというわけではなく、こちらはワインなどアルコールを立ち飲みできるパン屋さんなのです。
店内に入ると目の前に食事系から惣菜系、甘いパンなどが並びます。右手にカウンターがあり、そちらで立ち飲みが出来る様子。私が訪問した時もドリンクを片手に、イートインで食事をしている方の姿もチラホラ。オープンキッチンになっているので、作っている様子が見れてアミューズメント的にも楽しい。
しらすとトマト、ピーナッツバターマフィン、明太と大葉、ほうれん草とグリュイエールチーズを実食
しらすとトマトは、自家製トマトソースにしらすのコンフィ、フレッシュなトマトのタルティーヌ。ちなみに、「コンフィ(confit)」とはフランス料理の一種で、食材を低温の油でじっくりと煮た料理のこと。語源はフランス語の「コンフィル(confire)」で、日本語では「保存する」という意味になるようです。だからなのか分かりませんが、しらすのちょっとした臭みもうまく消されていて食べやすいです。
土台となるパンは、クラム(内側)は、ほろりとほどけるような食感、クラスト(外側)は焼きが濃くなっているので内外の食感の違いあり。なにより、このタルティーヌはトマトが美味しくて。上にのったプチトマトの他にトマトソースがぬられているので、程よい酸味が口内をさっぱりさせてくれて、食後感も爽快なのです。
ピーナッツバターマフィン。マフィンってモソモソするので、あまり好んで食べることがないのだけれど、今回は家族旅行時の朝食も兼ねていたので、自分一人だけならあまり選ぶことのないものにも挑戦。
いやー、これが大正解!想像以上にピーナッツバターの香りと味わいが濃くて、甘苦加減も丁度良く。最大の懸念事項だった「モソモソ」もなく、どちらかというとザクほろ。いままで食べたマフィンの中で断トツに好きかも。それくらい気に入ったマフィン。
初訪問だったので、お店の方に聞いた人気のパンが明太子と大葉。POPには詳しい情報が書かれていなかったので、パンが何の生地を使っているのか分からないのだけれど、ぐにゅりと弾力あります。
上部を底ギリギリまでカットして明太子と刻まれた大葉をサンド。明太子はめっちゃ辛いのだけれど、生臭さもなくマイルドに仕上げてあるので、辛ウマで朝からパクパク進んでしまうのです。小ぶりなので、朝食べるのにも丁度良き。
ほうれん草とグリュイエルチーズ。こちらもPOPには詳しい情報が書かれていなかったので、どのような生地を使っているのかは分からないのですが、高加水なのか、めっちゃもっちり。瑞々しささえ感じる生地にほうれん草とグリュイエルチーズいり。
チーズは結構濃いめなので、一口目から芳醇な香りとコクを感じます。それにほうれん草の良い意味での渋い苦み。それを、チーズでまろやかにパン生地のほんのりした甘さで包みこんでいて、食事として頂くのにちょうど良い一品。
今回、私は翌朝用のパンをテイクアウトしましたが、10時からオープンしていて、スタンディングイートインなので仕事や用事の前に寄り、サクっと食べて行くのも良さそうですよ。近くまで行かれた方は、是非寄ってみて下さいね。
動画でサクっと「na」の様子を知りたい方は、こちらのvlogの0.55秒あたりからチェックできます。
na
住所:愛知県名古屋市千種区内山3-31-27
電話番号:052-688-7448
営業時間:10:00~