三栄ラーメン

川崎駅周辺と言えば、言わずと知れたラーメン激戦区。駅前の繁華街には至る所にラーメン屋が軒を連ねています。

しかしながら、駅から離れた場所の方が人気店・旨い店が多いというのもまた、川崎区の魅力なのです。

渡田にある「三栄ラーメン」もその一つ。

成就院のすぐ隣にお店を構えており、黄色のファサードが目をひきます。色褪せた赤い暖簾がどこか哀愁を感じさせる外観です。感じの良い夫婦で営んでいるのが、また居心地良いんですよね。

お客さんは地元の常連さんばかりで、渡田エリアの方々は皆口を揃えて「子どもの頃から三栄ラーメンを食べて育ってきた！」と言うほど。それほどまでに、地元で愛されるラーメンとは一体どんな味なんでしょうか・・・。

この日、私はチャーシューメン（900円）を注文。

「三栄ラーメン」は、いわゆる町中華の鶏ガラ醤油ではなく、豚骨や香味野菜の味がしっかりとした独特な昔ながらのラーメンです。

抜群に感動するほど旨い！っていう訳でもないのですが、食べて行くうちに何とも言えない旨味がクセになるんですよね。生姜も効いているので、飽きずに食べられるのが根強い人気の理由でもあります。

地元の人たちから、「何か得体の知れない中毒性のあるものが入ってるんじゃないか」と言わしめるくらい、病みつきになる旨さです！

このクセになる味の虜になると、ふとした時に「無性に三栄ラーメン食べたい・・・！」となること間違いありません。

かく言う私もその一人←

流行りの○○系ラーメンなんて何のその、令和の時代も我が道をいく「三栄ラーメン」。

地元の人たちから根強く愛される「クセになるラーメン」を一度ご賞味あれ。