【川崎市高津区】たちばなフェスー7月は毎日公園で日替わりイベントやワークショップ、マルシェを開催中
川崎市高津区の橘公園で、7月の1カ月間「たちばなフェス」を開催中です。日替わりで、子育てや防災などのイベントや、絵本や料理、アロマなどのワークショップ、マルシェでキッチンカーなどが出店しているそうです。休日の梅雨の晴れ間に、昼食を買いがてら行ってみました。キッチンカーやテントのブースに並ぶ人々、大きなシャボン玉を追いかけている子どもたち。なんだかとても楽しそう!
「たちばなフェス」では、「橘公園」の敷地で、 近隣住民や団体が参加できる様々なイベントを実施する社会実験を7月の1カ月間毎日行います。公園の利用者のニーズを引き出すことで、 公園のサービスをより良く、もっと便利に使えるようにします。「たちばなフェス」の実施団体「たちばなネイバーフッド」は、川崎市高津区と中原区で活動する企業、NPO法人、団体、個人の集まりです。 地域住民たちが運営するコミュニティを形成する拠点として橘公園のさらなる魅力アップに向け、 川 崎市と連携して取り組んでいます。
たちばなフェスの代表団体の1つ、ピークスタジオ1級設計士事務所の藤木俊大さんにお話を伺いました。
「今回の橘公園社会実験「たちばなフェス」は、『パークマネジメント』という、行政と、そこに住む市民、公園管理のノウハウを持つ企業が連携して公園を管理、運営していくという考え方が元になります。たちばなフェス開催にあたり「たちばなネイバーフッド」は、クラウドファンディングで開催資金を集めました。協賛してくれる地元の企業も増えました。同じ代表団体の「NPO法人子育て支え合いネットワーク満」さんのおかげで、親子向けの参加者や子育てイベントが充実しています。梅雨時でも1日平均300名の方々が公園に来ていましたが、朝から晴れた今日は午前中で300名を超えました。1カ月間という期間があるのは、ありがたいと思っています。公園の利用者のニーズが、短期間では把握しづらいからです。イベントの参加者には、公園に望むことなどのアンケートにご協力いただいています。例えば子育てのイベントをして欲しい、というニーズは大変多いです。」と藤木さん。
「そのアンケートで防災イベントをして欲しい、という意見があったので、防災グッズの使い方など講習する防災イベントの実施が決まりました。アンケートの結果をすぐに反映できるのも、1カ月の期間があってこそです。また、地元の人が自分事として参加してくれていると感じます。例えば、近所の大工さんが毎日公園に来てくれて、今は子どもたちのために木の工作で出店しようかな、と検討してくれています。隣にある小学校の子どもたちは、放課後毎日公園に来て、知育玩具で有名なボーネルンドが提供してくれたウィンザー社の乗用遊具で遊ぶんです。子どもたちが自分たちでルールを決めて、公平に順番で遊具で遊ぶ姿や、積極的に手伝いや片づけをする姿に、私たちスタッフも感化されて公園のごみを拾うようになりました。」
「公園に何か一つお店ができてしまうと、みんながお客さんとして公園に来てしまいます。でも、たちばなフェスは違います。みんなが自分にできることを考えて出店して、自発的に動いてくれるので、すごくいいな、と感じています。将来的には、近所のおじいちゃん、おばあちゃんや子どもたち、お母さんたちがそれぞれに橘公園に集って、そこで人と人とのつながりが生まれたり、新しい交流が育ったり。この公園からいろいろ生まれてくれることを願っています。そして今のところそれがうまくいっているように思っています。」と笑顔で藤木さんは話してくれました。
藤木さんのお話を聞いて、たちばなフェスの開催をきっかけに、誰もが自分のできることで、地域を盛り上げていく当事者になれるんだ、ということや、色々な人との出会いや新しい体験の場としても、自分たちの公園を大切にしていこうという気持ちが、地域の方たちの心に芽生えている印象を受けました。
7月も折り返し地点。たちばなフェスでは、まだまだ魅力的なイベントが盛りだくさんです。昨日に引き続き、本日も「ものづくりフェスタ」が開催予定です。もう予約がしめきったものもありますが、当日予約可能なものもあるので、たちばなフェスのホームページや当日ブースでご確認ください。梅雨があけ、本日も晴天。ひとりでふらりと、親子で、ご家族友人と、是非橘公園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
info:たちばなフェス
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