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【東京都港区】約70年前の風情を残したままの一軒家の1階部分のカフェでほっと一息つきませんか?

ellyお酒と美味しいものに目がないライター(東京都港区)

こんにちは。
美味しいものが大好きなellyです。

東京の都心に昭和の風情を今なお残す一軒家の宿泊施設があるのをご存じですか。

今回は、都心の一軒家の1階部分あり、一息つくのにぴったりのカフェ『TOKYO LITTLE HOUSE』を紹介します。

一日一組しか泊まれない宿泊施設の1階にあるカフェ

TOKYO LITTLE HOUSEは、築74年の一軒家です。
日枝神社の鳥居の前の交差点を渡って、一歩脇道に入ったところにあります。

1階部分がカフェ、2階部分は4名まで原則3泊から泊まれる一室しかない宿泊施設となっています。

内装など約70年前の佇まいがそのまま残されているため、特に外国人のお客さんに好まれているようです。カフェでコーヒーを飲んでいる間も何組か外国人のお客さんが訪れていました。

TOKYO LITTLE HOUSEの名前の由来は『THE LITTLE HOUSE』という絵本だそうです。TOKYO LITTLE HOUSEの佇まいが絵本に描かれている一軒家のそれと似ているからとのことです。

今ある東京の原点を知ることができるギャラリーが併設されたほっこりする空間

店内はテーブル席が2つとカウンター席が3つほど。広くはないですが、木のぬくもりを感じる落ち着く空間です。
Wi-Fiやコンセントもあるので、作業にも向いています。

本棚には、戦後の東京の変遷を知ることができる写真集や本が並んでしました。

店内にはギャラリーも併設されていて、敗戦直後の東京の風景を写した写真が展示されており、今ある東京という都市の原点を感じることができます。

中煎りのハンドドリップコーヒーと自家製スコーン

カフェメニューは、コーヒーや紅茶をはじめ、クラフトビールなどもあります。フードメニューはトーストと焼き菓子がありました。近日、トーストに代わり、グラノーラが加わるそうです。

ハンドドリップコーヒーは常時4種類あります。この日は、ブラジル、コロンビア、ブルンジ、ルワンダがありました。順に酸味が増していき、あっさりとした風味を感じられます。なお、コーヒーは三軒茶屋のObuscra coffee roastersから仕入れた焙煎豆を使用しているそうです。

今回はブラジルとスコーンを注文しました。
コーヒーとスコーンの器もいい味わいを出していて、私的には好みでした。

ブラジルは中煎りで4種類の中では一番酸味が少ないです。味や香りのバランスがよく、程よいコクがあって飲みやすかったです。飲む度に一息つきたくなる味です。

スコーンは自家製だそうで、チョコとキャラメルの2種類ありました。
さっそく食べようとしたら、ほんのり温かったです。ちょっとした気遣いが嬉しいですね。
素朴な味ですが、中はしっとり外はサクサクで美味しかったです。コーヒーとよく合います。

最後に

都心に約70年前の佇まいを残したままの一軒家があることが意外でした。きらびやかなビルの谷間に、どこか懐かしさを感じることのできる空間です。ギャラリーも興味深く、思わず見入ってしまいます。宿泊施設にも泊まってみたいです。

ホッとできる素敵な空間に、ぜひ足を踏み入れてくみてくだいね。

【お店の情報】
TOKYO LITTLE HOUSE
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂3-6-12
営業時間:10:00~17:00
定休日: 土日祝
アクセス:赤坂駅から徒歩3分
     赤坂見附駅から徒歩5分
溜池山王駅から徒歩5分
公式ホームページ

お酒と美味しいものに目がないライター(東京都港区)

港区を拠点とするシステムエンジニア兼ライター。美味しくて小洒落た飲食店を中心に紹介していきます。カフェ、日本酒、オーガニックなものが特に好きです。

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