カーディナルスに300本塁打デュオが誕生する。ヤンキースとパドレスとドジャースにパイレーツも続く!?
4月8日、ノーラン・アレナード(セントルイス・カーディナルス)は、今シーズン最初のホームランを打ち、通算300本塁打に到達した。
300本塁打デュオの誕生だ。カーディナルスには、316本塁打のポール・ゴールドシュミットがいる。
この2人は、2017年と今年のワールド・ベースボール・クラシックでも、チームメイトとしてプレーした。6年前、ゴールドシュミットはアリゾナ・ダイヤモンドバックス、アレナードはコロラド・ロッキーズに在籍していた。それぞれ、2018年12月と2021年2月のトレードにより、カーディナルスへ移った。
昨シーズンも、カーディナルスでは、300本塁打デュオが生まれている。アルバート・プーホルスのホームランは、開幕前の時点で679本。ゴールドシュミットは、7月16日に300本目のホームランを打った。
プーホルスとゴールドシュミットの300本塁打デュオは、数ヵ月で「解消」となった。開幕前からの予定どおり、プーホルスはシーズン終了とともに引退した。通算本塁打は703本だ。
ゴールドシュミットは、今シーズンが5年1億3000万ドル(2000~24年)の4年目。アレナードの契約は、2027年までだ。トレードの際、8年2億6000万ドル(2019~26年)の契約に、2027年の1500万ドルがつけ加えられた。
今シーズンは、ゴールドシュミットとアレナードの他にも、300本塁打デュオが何組か誕生しそうだ。
アンソニー・リゾー(ニューヨーク・ヤンキース)は、あと16本のホームランを打つと、300本塁打となる。マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス)は、あと17本だ。ヤンキースには381本塁打のジャンカルロ・スタントン、パドレスには460本塁打のネルソン・クルーズがいる。
また、現時点で300本塁打以上は皆無ながら、ロサンゼルス・ドジャースとピッツバーグ・パイレーツは、両チームとも、到達まで20本以内の選手を2人擁する。ドジャースは、293本塁打のフレディ・フリーマンと283本塁打のJ.D.マルティネス。パイレーツは、288本塁打のアンドルー・マッカッチェンと280本塁打のカルロス・サンタナだ。