花咲く露天風呂が手作り感まんさい!宇都宮の町中に源泉掛け流し「ただおみ温泉」
温泉ライターの泉よしかです。栃木県には那須、塩原、奥日光湯元など全国的にも知られた温泉地がありますが、今回ご紹介するのは宇都宮市の町中で気軽に入れる日帰り温泉です。
宇都宮市内におすまいの人はもちろん、日光宇都宮道路 徳次郎ICからもアクセスしやすいので、日光旅行帰りのお風呂にもおススメですよ!
ちなみに徳次郎ICの徳次郎は"とくじら"と読みます。温泉とは関係ないですが。
ただおみ温泉の花いっぱいの露天風呂
ただおみ温泉は1992年に掘り当てられたということで、昔からあるわけではありません。しかし今は地元の方々のいこいの場。そりゃ近所にこのお湯があれば通ってしまうでしょう!
お風呂の作りはごくシンプル。脱衣所を出ると洗い場&半露天風呂!
浴槽一つですが、雰囲気の良いお風呂です。そして岩風呂の周りにはお花がたくさん。施設の人が毎日丁寧にお世話をしているのでしょう。綺麗に咲いています。この手作り感が和むんです。
草花を愛でながら入る温泉……いいですよね。日ごろのストレスもみんなお湯に溶けていきそうです。
そして温泉は源泉掛け流し!すっきりと無色透明で、肌に指を滑らせてみると、驚くほどするすると滑ります。お肌がちょっと若返ったみたい。
ただ、ちょっと気になることがあるとすれば、看板には「露天風呂」と書いてあったのに、果たして本当にここは露天風呂なんでしょうか?内湯とは違うと思いますが、全体的に屋根がかかっているような……。
でもお話を伺うと、温かい季節には仮設部分の屋根を取り外して露天にするのだそうです。取材させていただいた日は4月5日でしたが、あと2日で屋根を外すと仰っていたのでこの記事が出るときはとっくに露天風呂になっているはず。
ただおみ温泉のお風呂以外も紹介、休憩室や食事のこと
ただおみ温泉のお風呂に入った後、ゆっくり休んだり食事をしたりできるスペースもご紹介しましょう。
マンガの本棚もあります。
食事がとれる席は、テーブル席のほか、畳の席もあります。
黒板に書かれたおすすめメニューに「温泉しょう油ラーメン」とあったので、これを食べようと食券の券売機に行くと、「温泉しょう油ラーメン」は見つかりませんでした。悩んで質問すると、券売機での名称は「会津しょう油ラーメン」でいいとのこと。
「温泉しょう油ラーメン」の正体は、「会津しょう油ラーメン」に温泉卵を入れたもののようです。なるほど!
ツルツルっと美味しい麺類でした。お風呂に入ってさっぱりして、お昼を食べておなかいっぱいに。たいへん満足いたしました。
天気が良ければテラス席も気持ちよさそうですね。
というわけで、宇都宮の町中にある気さくな日帰り温泉「ただおみ温泉」はとても居心地の良い場所です。のほ~ほんとした雰囲気ですが、温泉は本格的!ぜひお出かけしてみてくださいね。
ただおみ温泉
住所:栃木県宇都宮市新里町丙712
電話:028-665-3355
営業時間:10:00~21:00
定休日:木曜日
公式サイト:ただおみ温泉(外部リンク)