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もう2月ですけど、2021年に試乗した46台の中で一番インパクトが強かったのは?

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

2021年に会社を辞めて独立し、ウェブライターの仕事をしたり、youtubeで動画を配信したり、インフルエンサーのアテンドをしたり、色々な仕事をしています。

おかげさまで、なんとか年を越し、今も会社を退職する前とあまり変わらない生活を送らせて頂いています。

退職後に力を入れているのがバイクの魅力を世の中に発信すること。特にバイク選びで悩んでいる人の背中を押せればいいなと思ってインプレの記事、動画は力を入れてやってきました。

カウントしてみたところ、46台のインプレ記事、動画をアップしていました。8か月で週に1.5台ペースで記事と動画を作り続けたことになります。

印象に残っている車両はたくさんあります。

例を挙げれば、GB350の鼓動感と走行した際の心地よさ、それと販売価格が安すぎてビックリしました。

ジクサー150の150ccとは思えないパワフルで安定した走り。それと燃費が凄かった。

CBR600RRはスーパースポーツバイクとは思えないぐらい街中でも乗りやすくて、パワフルで楽しかった。

でも一番インパクトが強かった車両というとMT-09です。

現行モデルは3代目となり、派生車種としてXSR900やトレーサー9といった車種もありますが、すべての歴代モデルに試乗してきてます。

3代目のMT-09はバリエーションモデルを含めた中で一番完成度が高いと感じました。

軽くてパワフルで楽しいバイクという印象が強く、メディアの評価も常に高いバイクですが、初代は一番パワフルなAモードにすると、どこにぶっ飛んでくのか、わからないような危うさがありました。

それに比べてバリエーションモデルは車両重量やセッティングの関係などで扱いやすく穏やか。

2代目になって少し扱いやすくなり、LEDのヘッドライトの採用などで全体的に高級感が増しました。

そして3代目になって電子制御がモリモリになり、上級グレードのSPにはクルーズコントロール、標準モデルですらクイックシフターが装備される豪華仕様です。

ハンドリングはもともとクイックだったのですが、旋回する際に歴代モデルは多少癖があり、重心の位置を調整して体重移動しないと倒れないイメージでした。

サスペンションもオフロードバイクのように、しなやかに動いていましたが、現行モデルはカチッとした動きになりました。

サスが硬くなり、シート高が少し高くなったのは低身長ライダーとして厳しいところもあるのですが、以前にもまして「すげー早いのに扱いやすい」という感じが数段アップしており一番印象に残ったのです。

2022年も一月からガンガン試乗してバイクの魅力を伝えていきたいと思います!

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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