3週間で完売!ホンダS660モデューロX バージョンZ
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/top_1618408289659.jpeg?exp=10800)
動画では、圧巻の走行シーン&重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、宜しければ参考にしてみてください↓
オープン2シーター(2人乗り)&660ccの直列3気筒ターボエンジンをリアに搭載するなど、小さいながらもミッドシップスポーツカーの「S660」。幅広い年齢層の方に人気の車でしたが、2022年3月で販売を終了することが発表されました。
生産終了を受けて、最後に発売するのが「S660モデューロX バージョンZ」。ホンダアクセスという会社が、市販化されているS660に更に手を加えた「S660モデューロX」の特別仕様車です。
![価格は315万400円](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618408959852.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「S660」の最後を飾る「S660モデューロX バージョンZ」は、予約が殺到し販売開始から3週間で売り切れるという人気ぶり。もう買えない、と涙した人も多いと思います……。ですが、S660は購入して直ぐに手放すという方も多いので、中古車市場に出回る可能性が高いです。新車では買えずとも、中古では購入出来るかもしれないので諦めないで下さい!
ということで、今回は完売してしまった特別仕様車「S660モデューロXバージョンZ」と「S660モデューロX」の違いをレポートします。どこがどう違うのか?中古車で購入を検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
S660 X とは?
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618409215350.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ホンダアクセスという会社が市販化されているS660に更に手を加えることによって、ワンランク上の上質な走りを実現したのがS660モデューロXです。サスペンション&空力が緻密に考えられているので安心感が増し、凹凸を越えると振動を吸収する&カーブを曲がるときはダウンフォースによりピタッと路面に張り付き曲がりやすいなど、S660よりもS660モデューロXの方が走りに特化しています。
また、外観&内装もS660モデューロXの方がスポーティーな雰囲気に仕上がっています。
S660 モデューロXバージョンZのスペック↓
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618409390894.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
サイズ:全長3395×全幅1475×全高1180mm
ホイールベース:2285mm
車両重量:850kg
エンジン:S07A/水冷直列3気筒横置
最高出力:64PS(47kW)/6000rpm
最大トルク:104N・m(10.6kgf・m)/2600rpm
「S660モデューロXバージョンZ」と「S660モデューロX」の違い
その①
特別色として、ソニックグレー・パールを設定
![このカラーは特別仕様車のみ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618409616168.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
余談ですが、冬場の鷹栖テストコースの雪上では、NSXよりもS660モデューロXのほうが速く走れたそうです。
その②
エンブレムをブラッククローム調へ変更
以下が変更されています。
- Hマーク<フロント・リア>
- 車名エンブレム
- 専用リアエンブレム)
![個人的には、リアのS660の文字にZが追加されていると更にgoodだったなと思います](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618410076110.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
名前に付いているアルファベットの最後の文字「Z」は、生産終了を連想させます。
その③
専用アクティブスポイラー(ガーニーフラップ付)をブラック塗装へ変更
![空力がしっかり考えられています](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618410382017.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
特別仕様車はスポイラー全体がブラックになっています。この部分をブラックにすることで、スポイラーが強調されています。通常モデルはボディカラーとなっています。
その④
アルミホイールの塗装をステルスブラックへ変更
![S660用に開発されたオリジナルホイール](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618410732466.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
最適な剛性バランスを追求し、適度な「たわみ」を生む剛性になっているのだとか。
インテリア
その①
内装がカーボン調に変更
以下がカーボン調に変更されています。
- インテリアパネル メーターバイザーパネル部(カーボン調)
- インテリアパネル 助手席エアアウトレットパネル部(カーボン調)
- インテリアパネル センターコンソールパネル部(カーボン調)
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618411068697.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
内装にカーボン調が取り入れられると、スポーティーさがぐっと上がります。
その②
ドアライニングパネル
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618411276673.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
▲ラックス スェード<ブラック>×合皮製<ボルドーレッド>×グレーステッチ
ボディカラーに合わせてステッチがグレーになっています。特別仕様車を購入できなかったS660ファンの中には、外装をソニックグレー・パールに塗装しようかという強者も。ただ、ステッチをグレーにするまでは出来ますまい!気付くか気付かないか分からない小さな変更ですが、特別仕様車らしさを表現しています。
その③
専用シートセンターバッグ(Modulo Xロゴ付)
![通常版にはModulo Xロゴが入っていません](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618411538237.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
S660用品として、ホンダアクセスから販売されている「専用シートセンターバッグ」。ベルトを付けると鞄にもなります。
その④
専用Version Zロゴ入りアルミ製コンソールプレート
![欲をいえばシリアルナンバーが入っていると良かったなぁと思います](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/yatabeakiko/article/00100910/internal_1618411819744.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
私は、内装で一番萌えるのはコンソールプレートでした。「Z」の文字が入ると一気に特別感がでます。
以上が変更点になります。老若男女、年齢問わず楽しめるミッドシップスポーツカーが販売されなくなるのは残念です。
通常版のS660モデューロXは2022年3月まで購入できるので、購入を検討されていらっしゃる方はコチラの動画も参考にしてみて下さい↓