【カルディ】ワインの違いがこれでわかる。ワインマニアが厳選、カルディのおすすめ白ワイン3銘柄。
※お酒は20歳になってから
ちょっとワインを語れるようになりたい方に
ワインに興味を持ち始めたばかりの方や、ワインを飲み始めたばかりの方で、「ワインのおいしさをうまく言えたらいいなぁ」と考える方は多いのはないでしょうか。大切な人とのお食事の場において、目の前のおいしいワインに対してもう少し話が弾めばいいのに言葉が出てこない…というシーンは多くあるものです。さらには、ワインというと、ソムリエさんが難しい言葉で説明されるケースも多く、敷居が高いものに感じてしまうのではないでしょうか。特に「白ワイン」というとすっきりしていてフルーティーという言葉の表現以外に、何かいい表現があるか?などと考え込んでしまいますね。
解決策:タイプの違う白ワインを飲んでみよう
ワインマニアの筆者がおすすめしたいのは、特に白ワインは、タイプが異なるものを飲み比べてみること。白ワインの違いが分かりにくい場合、普段から自然と「似たような味」を選んでしまっている可能性が高くあります。
そこで今回は、ワインマニアの筆者がおすすめする「違いがわかる白ワイン」をカルディのラインアップから3本ご紹介します。これらを飲み比べることで、ワイン表現の幅が広がること間違いなしです。価格帯は1,000円台のものから選択。普段のワイン選びの候補に加えてみてください。なお、カルディは店舗によって品ぞろえが異なるため、見つからない場合があることをご了承ください。
ワイン表現を広げる秘訣:3つのタイプの異なるワインを試そう
これらの白ワインは、3つのタイプに区分して味わうと、より分かりやすくなることでしょう。
①香り華やか、味すっきり
②香りさわやか、味すっきり
③香りも味もコクあるワイン
この3つに区分し、ワインを飲み比べると、以降、日常で出会ったワインも表現が豊かになることは間違いありません。
カルディおすすめ白ワイン① アンリ・エーラール エデルツヴィッカー
ワイン名はアンリ・エーラール エデルツヴィッカー。価格は1,518円(税込)です。
まずこちらのワインは「香り華やか、味すっきり」したタイプのワインです。
香りが強いワインは、一般的にアロマティックな白ワインとして表現します。アロマティックなワインの中でも、ワイン初心者にもとっつきやすい、果物やお花系の香りがするものを選出してみました。
華やか=果物やお花のような香り
白ワインにおける華やかな香りという表現は、鮮烈な果物の香りや、お花のような香り。イメージとしては、白色の花弁のお花や、りんご、白桃、洋ナシのような香りがあてはまるでしょうか。このようなワインに出会ったら「アロマティックで、華やかなワイン」と表現するのがいいでしょう。香りの量も多く、ワイン初心者にもお勧めしたいワインです。
カルディおすすめ白ワイン② ヴィッラ・デ・クロ ソーヴィニヨン・ブラン
ワイン名はヴィッラ・デ・クロ ソーヴィニヨン・ブラン。価格は1,097円(税込)です。こちらのワインは「香りさわやか、味すっきり」タイプのワインです。香りの量は多いものの、きりりとしたハーブのような香味が特徴のワインです。
まるで草原やハーブのような香り
「さわやか」と表現しましたが、端的に言えばハーブや草原のような夏っぽさを感じるワインといえます。これも、香りが強いワインに分類されるので、一般的にアロマティックな白ワインとして表現します。一方で、かなり香りの系統が違うので、「さわやかな」と表現するのがわかりやすいといえるでしょう。
原料のブドウ品種由来の香り
使用しているブドウ品種のソーヴィニヨンブランはライムやハーブなどの香りがします。すっきり爽やかな香味が出るワインの代表格といえます。夏の草原の原っぱの香りや、ものによっては「白ネギ」っぽい香りがします。このワインは、味わいはしっかり辛口なので、飲みづらいと感じる方も多いかもしれませんが、サラダやチキンなどとの相性がよく、実はお料理との汎用性が高いワインです。
カルディおすすめ白ワイン③ ブーレ
ワイン名はブーレ。価格は1,710円(税込)です。最後にご紹介のワインは「香りも味もコクある」タイプのワインです。
明らかにタイプが異なる味わい
このワイン「ブーレ」の特徴は、ローストしたような香りや、焼いたパンのような香味がするのが特徴です。果実やお花のような香りが若干するはするのですが、それよりも鮮烈にコクある香ばしい香りが感じられることでしょう。
味わいの秘密は「木樽熟成」
味わいの秘密はワインの熟成に木樽を用いているからです。ワインの木樽は、ロースト(焦がす)工程があり、木の香りがワインにも反映され香ばしい味わいに変容するのです。
全部が全部「木樽」で寝かさない?
ワインは全部、木の樽で寝かせると思っている方も多いと思いますが、実際はそうではありません。白ワインで「すっきりしているものは」基本的に木の樽を用いず、ステンレスのタンクを用います。これによりブドウの持つ果実味が前に出て、すっきりした味わいに感じられるのです。今回でいうと①②のワインは、木樽熟成をしていません。
③のワインにおいて、「木樽の香りが感じられますね…!」と言えるようになれば、初心者は卒業したともいえます。また、コクある白ワインは、ぜひクリーム系の料理と。お料理もコクある味わいのもの、クリームパスタなどと合わせると相性が良いでしょう。
3つのタイプで感じたい
いかがだったでしょうか。カルディで販売しているワインの中から、飲み比べると違いが分かりやすいこちらの3本。
筆者のおすすめとしては①→③→②の順番で飲み比べてみることです
①華やかな白ワイン「アンリ・エーラール エデルツヴィッカー」
③コクある白ワイン「ブーレ」
②さわやかな白ワイン「ヴィッラ・デ・クロ ソーヴィニヨン・ブラン」
というのも①②はともにアロマティックなすっきりタイプですので、③を先に飲んだ方がその違いが分かりやすいということです。見つかった際は、ぜひこれらの3つのタイプに分けて味わってみてください。