岩手県の議員様が病院の診療費を踏み倒したうえにブログで「私が間違ってますか」と問いかける
その答えは「あなたが間違ってます」しかないのですが、岩手県議会に所属する小泉みつお議員が病院の対応に不満があったため診療費を支払わずに帰り、自身のブログにて読者に「私と病院、どっちが間違ってるか」と問いかける壮大な自爆テロをかましています。
まずその怒った理由からしてボクのような一般有権者には理解できないのですが、不満があるからといって“会計をすっぽかして帰る”のは、ダメですよ?
もちろん医療費の未払いはすぐに逮捕されるようなものではありませんが、赤字の県立病院の立て直しに賛成の議員様がその赤字に自ら貢献されているようでは目も当てられません。
そのうえどうやら会計精算すっぽかしは常習犯のようです。
岩手県立中央病院の方の心中お察し申し上げます。
プライバシーとコストのバランス
そもそも番号で呼ばれるのはプライバシーに配慮しているからです。今は銀行や郵便局、そして行政である市役所もすべて番号で呼ばれます。そして当たり前ですが、普通の人は番号で呼ばれたからといって「刑務所か!」とキレたりはしません。『網走番外地』の見過ぎです。
小泉議員は「個人名を伏せて欲しい患者だけべつに対応すれば良い」といった代案を出していますが、名前を伏せて欲しい患者を間違えて呼んでしまった場合のクレームなど、それにかかるコストのことは考えているのでしょうか。もちろん、全患者の希望に沿った対応がなされるのは理想ですが、この世界は現実ですので。
これらに加えて「高い診療費を払ってるのだから会計時に支払いカウンターに行くのもイヤ」とも申しておりまして、常識をぶち壊すそのアバンギャルドな政治姿勢にネット住民の生暖かい視線が大量に注がれております。
これで『自民党』や『維新の会』などに所属していればマスコミの皆さまもこぞって騒ぎ出してくれるのでしょうが、残念ながら無所属。いえ、無所属だからこそこのような逸材が存在するのであります。
現在1期目だそうですので、岩手県二戸地区の有権者の皆さま方は来期の選挙をよろしくお願い申し上げますん、と言ったところで締めくくりたいと思います。