Mistelの左右分離型キーボードMD600 Alphaが良すぎた
Mistel(ミステル)から発売された左右分離型60%メカニカルキーボード「MD600 Alpha Rhino」を使って3週間ほど経ったので、ミニレビューをお届けします。
Mistel MD600 Alpha Rhino
パカッと割れる左右分離型に、キーが扇状に配置されたAlice配列と、やや異色のこちらのキーボード。
通常のキーボードは、両手が近い距離にあるため、どうしても両肩と腕を内側に狭めるような体勢になってしまいがち。しかしキーボード自体を左右に分割できる分離型なら、自分の肩幅に合わせて左右のキーボードを配置でき、常に肩と腕が自然に広がった姿勢でタイピングができます。
加えてMD600 Alphaの優れている点が、分離型でありながら「Alice配列」を採用していること。
手の大きさや指の長さを考慮し、左右それぞれ「扇状」にキーが配置されています。タイピング時の指と手首の稼働が最小限で済むので、長時間のテキストワークが本当に快適なんですよ。一度試すと、もとの配列に戻れない良さがあります。
タイピング自体もとても軽やかで、コトコトとやみつきになる打ち心地。深いキーストロークながら、引っかかりの少ないなめらかな打鍵感でキー入力も安定してます。ホットスワップ対応なので、後から軸を変えることも可能です。
また、左右分離型のメリットとして、リマップやマクロ設定次第で片方を左手用デバイスとして活用することも。
左右分離型でAlice配列、さらにワイヤレスのメカニカルキーボードという希少なMistel MD600 Alpha。US配列に抵抗がなく、長時間のタイピングを快適にするためのキーボードを検討している人には個人的にめちゃくちゃおすすめできると感じました。
ちなみに、国内ではブラックカラーのみの取り扱いとなっていますが、Mistel公式サイトからこちらのベージュカラー「Rhinoモデル」の取り寄せも可能なので気になった方はぜひチェックしてみてください。
Editor:ロピログ
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