Anker最軽量!リップスティック状の新型イヤホン「Soundcore A30i」の実力は?
Ankerから、初のスティック型ケースを採用した完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore A30i」が販売開始されました。
ノイズキャンセリング搭載モデルとして同シリーズ史上「最軽量」というSoundcore最新作。なるべくコストを抑えつつも、機能性とファッション性を両取りしたい。そんな方は必見の完全ワイヤレスイヤホンですよ。
Soundcore A30i
シャツの胸ポケットやデニムのサイドポケットにすっぽり収まるコンパクトなスティック状のケース本体。長さがあることで取り回ししやすく、バッグの中でもさっと摘んで取り出すことができます。
ケース込み約47gと軽いことも含め、薄着になって荷物をなるべく減らしたいこの時期にまさにうってつけのガジェット。
カラーバリエーションは、パステルな色合いが特徴のブルーとピンク、シンプルなブラックとホワイトの全4色から選択できます。(今回はブルーを使用。)
ケースはスライド式で、閉じる際はマグネットで固定される仕組みです。開けるときの感触は、スライド式の箸箱のような感触。磁力でパチンっと閉まるギミック含め、無駄に開け閉めしたくなるやみつき感があります。笑
天面には充電用のUSB Type-Cポートを搭載し、10分の充電で2時間再生可能な急速充電に対応しています。なお、バッテリー性能はイヤホン単体で最大7時間、ケースをふくめ最大24時間と同価格帯としては必要十分な電池持ち。
ただし、ワイヤレス充電には対応していないので、普段無線充電ありきでイヤホンを選ぶ方はその点だけ注意してください。一方で、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントには対応しているので、PCで動画鑑賞しながらスマホの着信に出るといった使い方ができます。
小ぶりながらも、Anker独自のBassUp技術による低温強化、6mmのドライバー内蔵するイヤホン本体。
実際にSoundcore A30iをiPhone 15 Proと接続して楽曲を聴いてみたところ、価格に対して解像感は高く、中低域寄りで迫力たっぷりの音作りといった印象を受けました。とりわけ低域が豊かで、ベースラインのスラップなんかもパワフルに鳴らしてくれます。かといってボーカルが埋もれる感じや解像感の荒っぽさも気にならず、8千円台で購入できるANCイヤホンと考えれば音質面の完成度も期待以上でした。
そして、屋外で使うならもはや必須と言えるノイズキャンセリング機能。この価格なので驚くほど遮音性が良いというわけではないですが、ロードノイズや風切り音、人の話し声なんかはそれなりに抑えてくれます。AirPods Proを5点満点とすると、ギリ3点くらいの遮音性といったところですかね。ただ、安価モデルにありがちな無音時のホワイトノイズはほぼ感じず、出先で耳栓がわりに無音でノイキャンイヤホンを装着する人にはおすすめしやすいと思いました。
例によってSoundcoreアプリにも対応。サウンドモードやイコライザー設定、タッチ操作のカスタマイズなど、アプリ内設定も充実しています。中でも、サウンドエフェクトは22種類ものプリセットが用意されているほか、カスタムEQでは8バンドで非常に細かく自分好みの音がつくれます。
圧倒的なコンパクトさとコスパの良さにくわえ、毎日携帯するガジェットとして気分を上げてくれるSoundcore A30i。今作は一見ファッション性全振りかと思いきや、無線充電を除けば必要十分な機能がしっかり備わった完全ワイヤレスイヤホンです。気になった方はぜひチェックしてみてください。
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Editor:ロピログ
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