日帰り観光ではもったいない!小樽の魅力を再発見できる新しいホテルが1月7日オープン!(小樽市)
今回は隣の小樽の話題です。明日、1月7日にオープンする「OMO5小樽 by 星野リゾート」の内覧会に一足先に行ってきました! 近いのでどうしても日帰り観光になってしまう小樽への旅ですが、たまにはお泊りして、ゆっくりと小樽の街歩きをしてみませんか?
星野リゾートが提案する新しい旅のスタイル
「星野リゾート」が、“寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル”をコンセプトとする「都市観光ホテルブランド」の「OMO」シリーズ。都市を訪れる観光客に向けて、街をさらに深く知り、楽しむサービスと仕掛けでホテルステイを満喫してもらうよう提案しています。
OMOには「OMO3」「OMO5」「OMO7」とあり、その数字で提供されるサービスが異なります。
2022年1月7日には、「OMO5小樽 by 星野リゾート(おもふぁいぶ)」がオープンします。
「OMO5」はブティックタイプホテルで、カフェ&ダイニングを併設。ホテルでの食事の提供も行っています。
ちなみに、北海道には、2018年4月に「OMO7旭川 by 星野リゾート」が開業しています。今後は、2022年1月28日に「OMO3すすきの by 星野リゾート」がオープン予定です。
マイクロツーリズムの提案
2020年から続くコロナ禍で思うような旅ができずにいる中、星野リゾートでは、「マイクロツーリズム」を提案してきました。
「マイクロツーリズム」とは、自宅から1~2時間ほどの距離で、安心、安全に過ごしながら、地域の魅力を深く知るきっかけになり、地域経済にも貢献していけるという旅のスタイルのことです。
近くにあるのに、まだ体験したことのないワクワクした体験や見たことのない景色、触れたことのない文化などが盛りだくさんな“地元”を再発見する旅です。
コンセプトは“ソーラン、目覚めの港町”
北のウォール街と呼ばれ、明治時代の面影が今もたくさん残る港町・小樽。小樽港は、1899年には外国貿易港に指定され、開港120年が過ぎたところです。かつてはニシン漁で栄え、今も北の漁場として活気があります。
明日、1月7日にオープンする「OMO5小樽 by 星野リゾート」のコンセプトは“ソーラン、目覚めの港町”! 小樽市指定歴史的建造物の「旧小樽商工会議所」をリノベーションした南館と、機能性とデザインを追求した北館の2館で構成されています。
「OMO5小樽 by 星野リゾート」では、複数タイプの客室があり、旅の目的や同行者に合わせて選べます。
また、ここにはサウナ付き大浴場があり、旅の疲れを癒してくれます。ひのきの香りがするサウナではヴィヒタやローリュも計画中です。
レトロな雰囲気の中で楽しむディナータイム
南館の3階に位置する「OMOカフェ&ダイニング」は、旧小樽商工会議所の大会議室だった場所を改装しています。
ここでは、スペイン料理をアレンジしたメニューを提供しています。ドリンク、アミューズ、タパス、メイン、デザートとそれぞれ複数メニューから選べるのが特徴です。
メイン料理の中には、今、地元で大量に獲れ始めているニシンを使った「ニシンのミックスパエリア」というメニューがあります。
小骨が気になるニシンを、地元の「三浦水産」の協力のもと、特殊な加工技術で骨を柔らかくしつつも身崩れすることなく、食材のそのもののうま味や食感を残した形で提供。
パブリックスペース「OMOベース」の活用!
ホテルでは、フロントやラウンジを備えたパブリックスペース「OMOベース」を設置しています。
観光のことを直接スタッフに聞くこともできますし、スタッフ自らが制作した、街歩きが楽しくなるような情報を集約した「ご近所マップ」はいつでも見れるようになっています。
また、隠れ家のようなお店に潜入したり、地元民しか知らないようなマニアックな食べ物を食べたりなど、今まで知らなかった小樽の魅力に深く触れることができるガイドサービス「ご近所ガイドOMOレンジャー」があり、小樽の知られざるスポットや文化を案内するツアーもいろいろ提供されます。
一例としては、「鱗友(りんゆう)市場で、勝手にお節介丼ツアー」というツアーがあります。ホテルの徒歩圏内にある、地元民でにぎわう「鱗友市場」に、OMOレンジャーと一緒に丼を持って潜入します。そうすると、市場で働く人たちが勝手に本日のおすすめネタをのせてくれ、お節介な丼が完成するというわけです。
このツアー、朝5時のスタートですが、宿泊したからこそ体験できる時間帯ですよね。季節によっては丼が完成したころに小樽の海に輝く朝日を見ることができたり、超新鮮なお土産を買うこともできます!
また、「小樽洋菓子舗LeTAO(ルタオ)」とコラボした「目覚めのフロマージュパルフェ」を、ルタオパトス2階のカフェの専用スペースで、1月8日から提供開始です。
札幌は「〆パフェ」で有名ですね。こちらでは、宿泊者40名限定に、朝から元気になる朝パフェを提供します(10:00~12:00)。
朝から活気あふれる一日になるよう、ヨーグルトやナタデココなどの発酵食材と、北海道を代表するスーパーフード「ハスカップ」と「アロニア」のソルベとソースを使用した体にもやさしいパフェです。
小樽は札幌から近く、日帰り観光で済ませてしまう人も多いのですが、終電を気にせずに、宿泊してゆっくり観光することで、地元の人しか知らないような新しい小樽の魅力を発見することができるはずです。楽しみですね。
<OMO5小樽 by 星野リゾート>
*住所:小樽市色内1丁目6-31
*TEL:0570-073-022(9:30~18:00)
*詳細はこちらをご覧ください。