iPhone 7はやはり防水仕様か?ゴムパッキン付きのSIMトレイがリーク
いよいよ本日深夜2時に発表されるとみられている『iPhone 7(次期iPhone)』ですが、発表直前になってリークされた「うわさの防水仕様」に現実味が出てきました。
これまでにないゴムパッキン付きのSIMトレイの写真がリークされたのです。
画像を公開したのはベトナムの技術系ニュースサイト『Zing.vn』で、FacebookでiPhone 7のリークを繰り返しているMai Sói Mộと名乗る人物より入手したと伝えています。
Khay SIM iPhone 7 ở Việt Nam hé lộ khả năng chống nước - Công nghệ - Zing.vn
これが本物であれば、iPhone 7はある程度の防水性能を備えていることが考えられます。
KGIのアナリストが防水仕様をレポート
そもそもiPhone 7の防水性能については、Apple製品を専門としたKGI証券のアナリストであるミンチー・クオ氏が今週頭にレポートしたことから業界のあいだで話題となっていました。
iPhone 7は2.4GHzのA10プロセッサー搭載、IPX7防水、ブラック系2色追加(KGIアナリスト談) - Engadget Japanese
防水性能はApple Watchと同じ「IPX7」と言われており、この等級は「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない」性能を持つことを意味しています。
一般的な「生活防水」より上の防水性能ですが「完全防水」とまではいかず、同等の性能を持つApple Watchの公式ページには「Apple Watch は防沫性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません」と「耐水であり防水ではない」と説明されています。
Apple Watch の耐水性能について - Apple サポート
防水ではなく耐水に留まっている点はやや残念ですが、現行のiPhone 6sが非公式実験ながらも「水に1時間浸けたあとも動作する」レベルの防水性能を備えているため、公式にIPX7となれば今後はちょっとした水没によりiPhoneが使用できなくなる悲しい事態をユーザーは回避できるようになるでしょう。
iPhone 6s/6s Plusの水没実験で防水性能が格段に向上したことが判明、48時間連続で水につけるとこんな感じ - GIGAZINE