【足立区】カラっと揚がった香ばしい天ぷら 浅草からやって来て代々地元の人に愛されています!
「天ぷらが食べたくなったら、ここ!」と、長年足を運ぶお店があります。
五反野駅から歩いて8分程、千住新橋からも程近い日光街道から1本入った通りに面しているのが、『天ぷら甲子(きのえね)』です。
筆者が子どもの頃は、持ち帰りした甲子の天ぷらが、時々食卓に並んでいました。
その日は特別な日で、香ばしい天ぷらをほおばり、贅沢な気持ちになったのを今でも覚えています。
今回は、久々に『甲子』の天ぷらを食べに行って来ました。
歴史ある天ぷら屋さんは、ゆったりとして高級感もあります。
のれんをくぐってドアを開けると、待合スペースがあり、「天婦羅 甲子のあゆみ」と題したパネルが掛けてありました。
「天婦羅 甲子のあゆみ」によると、
『大正10年頃に浅草で創業。その当時は屋台から始まりました。関東大震災の翌年にお店を構え、その年の干支から屋号を甲子としました。その後戦災のため、親せきを頼って現在の地に移ってきました。
当初は浅草に戻るつもりでしたが、地元の方に愛されて現在に至っています。』(筆者要約)
100年近くもの長い歴史がある天ぷら屋さんは、浅草からやって来てからも地元のお客さんに愛され、今に至っているんですね!
店内は、カウンター・半個室・テーブル席があり、広々としてゆっくりとくつろげる空間です。
店内は高級感もあり、普段使いだけでなく、特別な日に贅沢したい時にも丁度いいお店だと感じます。
カラっと揚げたての、天ぷらのランチをいただきます!
この日は、平日のランチタイムに伺ったので、
「お得な平日(火曜日から金曜日)ランチメニュー」の中から選びました。
週末には、ご馳走の玉手箱と謳った「口福御膳 1750円」がおススメです。何度かいただいたことがありますが、満足する限定ランチセットでした!
「口福御膳」は、少しづつ色々な料理が楽しめるお膳として人気とのこと。
こちらは平日ランチメニューの「天ざる蕎麦ランチ」です。
天ぷらとお蕎麦に、大根おろし・天つゆ・そばつゆ・山椒塩・ネギ・ワサビが添えられています。
なす・かぼちゃ・海老・キス・穴子が盛り付けられています。豊洲の鮮魚を使用したという豪快な天ぷら。
香ばしい衣がサクサクの歯ごたえ。ごま油をブレンドした揚げ油を使用しているそうです。
まずは、添えてある山椒塩でいただくことをおススメします!
その後はお好みで天つゆでも。少し甘めの天つゆに、大根おろしと共にどうぞ。また異なる天ぷらの美味しさに出会えます。
お蕎麦はたっぷり盛り付けられていました。サクサクの天ぷらと、程よく歯ごたえがあり、サッパリとしたお蕎麦との相性も抜群です。
「天ぷらランチ」は、天ぷら・御飯・味噌汁・お新香付きです。
食前と食後には、温かいお茶のサービスもありました。
心遣いが嬉しいですね!
ランチでコーヒー付きの場合、食後のドリンクは、「珈琲」・「カフェオレ」・「紅茶」のアイス・ホットから選べます。
食後に、お土産の天ぷらを購入しているお客さんもいました。
平日のランチタイムでしたが、地元のお客さんで賑わっていて、常連さんが多いようです。
これからもずっと続いて欲しい地元の天ぷら屋さんです!
今までも、これからも地域の人たちが代々、足繫く通う『天ぷら甲子』。
これからも、地元でずっと続いて欲しいお店です。
サクサクの天ぷらを食べたくなったら、伝統の技を受け継ぐ『天ぷら甲子』へぜひ足を運んでみてくださいね!
【天ぷら甲子】(外部リンク)
住所:足立区足立1-11-15
電話番号:03-3889-0611
営業時間:11:30~15:00(L.O14:30)昼の部 17:30~20:00(L.O19:00)夜の部
(1/21~3/21までの営業時間になります。)
定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)・火曜日(不定休)
*最新の営業日・営業時間等は確認をお願いします