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神戸大学バドミントン同好会(サークル)が合宿先の旅館で迷惑行為か。炎上したため大学は「調査中」と発表

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
神戸大学のお知らせ。筆者キャプチャ

 神戸大学バドミントン同好会(サークル)が、合宿先の旅館で迷惑行為をしていたとの告発がX(旧Twitter)で3月18日に行われたため炎上し、大学側が「調査中」と発表する事態となっています。

旅館の物品を荒らしたり障子を破ったり

 迷惑行為をしていたと告発されたのは神戸大学バドミントン同好会「BADBOYS」で、春合宿の宿泊先である旅館で故意に障子を破ったり、胴上げをした人を天井にぶつけて天井を破壊したりといった迷惑行為をしていたとのことです。

 これらの迷惑行為を写真と動画の両方で確認できる状況だったため、神戸大学バドミントン同好会に対して批判が起き、炎上状態となりました。

 告発した人物がどのようにしてこうした写真や動画を入手したのかは不明ですが、炎上後に神戸大学バドミントン同好会のXやInstagramのアカウントが非公開となったため、SNS上で第三者が閲覧できる状態だったのかもしれません。

大学側は「調査中であり、調査結果により大学として厳重に対処」と発表

 こうした炎上を受けて3月19日、神戸大学は「【重要なお知らせ】学生の不適切な行為について」とのお知らせを発表。

 迷惑行為についてお詫びしつつ「詳細につきましては現在、学内で調査中であり、調査結果により大学として厳重に対処いたします」としています。

バドミントン部がバドミントン同好会と誤解され批判される問題も

 また、この神戸大学バドミントン同好会の炎上を受けて、神戸大学バドミントン“部”に対して攻撃(批判)が行われるといった問題も起きています。

 迷惑行為をしたと告発されているのは“同好会”であり、“部”は関係ありません。この記事を読まれた方は間違えないようご注意ください。

 こちらはバドミントン部の公式Xアカウントからも「現在問題となっている神戸大学のバドミントンサークルとは一切関係ございません」と発表されています。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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