【子どもがダメになる親の口癖】子どもの人生に悪影響を及ぼす親の言葉とは?
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
もうすぐ夏休みが始まりますね、嬉しいと思う人、憂鬱な人などそれぞれ思うことはさまざまですが、親子の時間が増える中、ついつい子どもに対して言ってしまう言葉ってありませんか?
今回は、タイトルにもあるように子どもの人生に悪影響を及ぼす言葉について考えてみたいと思います。
それぐらい我慢できるでしょ、たいしたことじゃない!
「たいしたことじゃない」というのは親の視点です。子どもにとっては大きな問題であり、全く共感していません。
まずは、問題の内容を聞く→共感する→解決に向けて親がアドバイスしながら話し合う、こうすることによって子どもは親から大切に思われていると感じられるのです。
いきなりこのような言葉をいうのではなく、子どもの立場になって考えたらわかることですね、なるべく子どもを尊重した言葉を選びましょう。
そんなことやってると先に行っちゃうよ!
同じような言葉として「そんなことしてると、友達が逃げていくよ!」などと子どもが不安になる言葉です。
このような言葉ばかりを聞いた子どもは、常に不安を抱えることになり、これから生きていく人生において悪影響を及ぼすのです。
親としては悪影響を及ぼすなんて思いもよらず、普段からついついでてしまう言葉として注意しましょう。
大丈夫!
「大丈夫!」なんて子どもにとって良い言葉なんじゃないの?と思われた方もいますよね。
子どもにしてみれば、何が大丈夫なの?どんなところが大丈夫なの?という気持ちがあります。「大丈夫!」と声掛けしたい時は具体的に説明の上で「大丈夫だよ!」と子どもに伝えるとよいです。
大人の会話の中でも「大丈夫だって!」と言われた経験ありませんか?言われた側では(何が大丈夫なわけ?)(何も知らないのに大丈夫ってどうして言えるの?)と思ったことあると思います。
大丈夫!という言葉は便利ですが、使い方に注意が必要です。
それぐらいできないの?何やってもダメだね!
このように否定されてばかりいると、子どもは親に大切に思われていないと感じます。
自分はダメな人間なんだっと思うようになり、前向きに物事を考えられなくなることもあるでしょう。
自分が言われたらどのように感じるか、考えてみたらわかることですね。
まとめ
慌ただしい生活の中で、トラブルは突然やってきます。しかし親は愛するわが子のためにも頭に浮かんだ言葉をすぐに言ってしまうのではなく、少しとどまることも大切です。
親の言葉によっては、子どもの脳に悪影響を及ぼし、ストレスをためこんでしまいます。そうならないためにも自己肯定感を下げる言葉、不安にさせる言葉、親から愛されてないと感じる言葉をかけないように注意したいですね。