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【橋本市(高野山エリア)】地域の魅力を発信するご当地限定カード

田中寛人地域のあしもとマイスター(橋本/高野/かつらぎ/九度山)

今回は、橋本市内限定で入手できる「ご当地カード」のご案内。

和歌山県の棚田カード、というシリーズが県から発行されており、その中に橋本市の棚田に関するカードがあります。

棚田カードとは

棚田は、山の斜面や谷間の急傾斜に作られた階段状の水田のことで、日本の里山を象徴する美しい棚田の景観は、訪れる人々を魅了します。

 この棚田に多くの人が訪れ、その魅力を知ってもらい、棚田の保全活動の取組につながることを期待して、農林水産省と都道府県が連携し34府県218地区の「全国棚田カード」を作りました。カードのおもて面にはSNS映えする棚田の情景が、裏面には棚田の詳しい情報が掲載されています。(県のHPより抜粋)

和歌山県の棚田カードとしては、「あらぎ島」(有田川町)、「小阪の棚田」(那智勝浦町)、「芋谷」(橋本市)、「温川の棚田」(田辺市)、「中田の棚田」(紀美野町)のカードが配布されています。

芋谷の棚田とは

現在の棚田は450年〜500年前に、芋谷川の清流を利用した水稲農耕が始まりです。水田の開拓と水路の敷設はいく代にもわたり進められ、現在の棚田に引き継がれています。水路は至る所にあり、長いものでは1kmにも及びます。棚田の水取口や石垣等にも先人の苦労が伺えます。

芋谷川流域は、自然環境に恵まれ、古来から生きもの (昆虫、 植物、 魚類等) が多く生息していますが、休耕田が増えることにより、生きものが絶滅傾向にあります。(芋谷の棚田HPより抜粋)

この棚田を保全するため、柱本地域棚田協議会を中心に、地域住民と都市住民が協働して休耕田の再生、子どもの農業体験などの活動が取り組まれています。

夏の棚田の風景。写真は芋谷の棚田HPより引用
夏の棚田の風景。写真は芋谷の棚田HPより引用

棚田カード。台紙も付いていました
棚田カード。台紙も付いていました

芋谷カードの配布場所

・紀伊見荘 橋本市矢倉脇115 0736364000

・市営橋本林間田園都市駅駐輪場 橋本市橋谷1000 0736333133

・矢野商店 橋本市柱本335−1 0736366888

※営業日時等は要確認

私は林間田園都市駅駐輪場で頂きました
私は林間田園都市駅駐輪場で頂きました

南海線のすぐそば
南海線のすぐそば

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「芋谷 棚田カード」

お問合せ先:和歌山県庁 農林水産総務課 里地・里山振興室

TEL:073-441-2943 

メール:e0701004@pref.wakayama.lg.jp

地域のあしもとマイスター(橋本/高野/かつらぎ/九度山)

和歌山県高野町在住。現場のフィールドワークを通してその土地ならではの地域資源を掘り起こし、地域づくりにつながる高付加価値商品開発や体験プログラムの企画造成支援や実践を行っています。そのスキルも活かして皆さまのまだ見ぬ和歌山県をお届けしていきたいと思っています。民俗学と発酵と和の薬草と昆虫食と染色のイベントもしています。社会教育士 (橋本市/高野町/かつらぎ町/九度山町 担当)

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