【富士宮市】老舗御菓子庵『田子の月』 富士宮阿幸地店限定のあんぱんが絶品!
富士市に本社を持つ老舗御菓子庵『田子の月』さん。
私の家では手土産は『田子の月もなか』と決まっていて、お盆やお正月など帰省するときには必ずお世話になっていた馴染みのあるお菓子屋さんです。
ちょうど1年ほど前にリニューアルオープンした『田子の月富士宮阿幸地店』は、富士宮郵便局の北側にあります。15台ほど停められる駐車場がお店の前にあります。
富士山より湧き出る良質な水、厳選した素材、丹精込めた確かな技術で、素材の味を感じられる丁寧なお菓子づくりをされている『田子の月』。
県下には20店舗以上の支店がありますが、『あんぱん工房』が併設しているのは富士宮阿幸地店だけです。
田子の月自慢の餡をもっとたくさんの旗に味わって欲しいという思いから誕生した『あんぱん工房』で作られるあんぱんと、毎月15日に『富士山暦もなか』が限定販売されているということで、本日はあんぱんと今月の『富士山暦もなか』、『シナモンジンジャーもなか』の両方を目当てに訪問しました。
広々と明るい店内には季節のお菓子ようかんやゼリー、大人気のあんみつも並びます。
贈答品に化粧箱に入ったお菓子以外にも、ちょこっと食べたい人のためにばら売りしてくれているのも『田子の月』のありがたいところです。
富士山の形をした『富士山御蔭餅』、また大河ドラマ「どうする家康」のタイトルロゴがついた特別仕様の『天下泰平御蔭餅』もあります。
11日の山の日には『富士山御蔭餅』の売り上げの一部を富士山本宮浅間大社に寄付された『田子の月』。
寄付金を使い山頂にある浅間神社奥宮の中に灯籠が置かれる予定なんだそうです。
富士登山の際、灯籠を見るのも楽しみの1つになりそう!その時はザックに『富士山御蔭餅』を忍ばせて行きたいです。
『富士山暦もなか』は1月から12月まで、その月の旬の味をもなかに仕立ているその月限定のもなかで、毎月15日に発売される特別なもなかです。
今月は『シナモンジンジャーもなか』でした。
蜜漬け生姜入りの白餡とシナモンソース入のお餅は、爽やかな風味が口いっぱいに広がり、定番の『田子の月もなか』とは全く違った味わいでした。
9月の『富士山暦もなか』は『ピーナッツもなか』です。刻んだピーナッツとピーナッツペーストを白餡、小豆つぶ餡との二層の組み合わせで濃厚な味わいになっているそうです。
そして、『あんぱん工房』のあんぱんは『極みあんぱん(¥220)』と『冷やし純生あんぱん(¥250)』の2種類がありました。
『冷やし純生あんぱん』には保冷剤を付けてくれますが、我慢ができない私は車の中で早々に頂きました。
ふわふわのパン生地に、しっとり柔らかい餡と生クリームの二層になった贅沢なあんぱんは、一口頬張ると、口の中で餡とクリームが混ざり合い、和洋のおいしいとこどりです。
甘みが少ない粒餡は、しっとりしていて、こんなにずっしり餡が入っているのにしつこさを感じない、すっきりした味わいの『極みあんぱん』は、『田子の月』の餡を存分に味わいたい方におすすめ!
『あんぱん工房』の2種類のあんぱん、どちらも食べて欲しいおいしさです。
ちなみに、8月21日『県民の日』にはお得なイベントが開催される予定です。
私の中の幸せな思い出の中にはいつも『田子の月』がありました。
そしてこれからも、『田子の月』とともに幸せでおいしい時間を、沢山の人と共有していきたいと、至福のあんぱんを口に頬張りながら考えていました。
田子の月 富士宮阿幸地店
住所:富士宮市城北町775
TEL:0544-27-5546
営業時間:9:00~18:30
定休日:不定休