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電気シェーバーのメリットって何?

せす家電Youtuber/元家電量販店店員

男なら誰もが気になる“ヒゲ”。

ヒゲを生やし、ファッションとして楽しむ人もいると思いますが、ビジネスシーンなどではヒゲを伸ばせない人がほとんどでしょう。

ヒゲを手入れするものといえばシェーバーですが、この記事では電気シェーバーのメリットを紹介していきます。

シェーバーとは

シェーバーはヒゲを剃るための道具です。カミソリと電気シェーバーの2種類があります。

カミソリは刃をスライドさせることでヒゲを剃るもので、電気シェーバーは電動で動く刃でヒゲを剃るものです。

カミソリを使ったことのある人は多いと思いますが、電気シェーバーはどんなメリットがあるのでしょうか。

電気シェーバーのメリット

肌に刃が触れないので優しい

電気シェーバーはふたつの刃で構成されています。肌に触れる外刃と、その内部に入っている内刃です。

外刃には無数の穴が空いており、その中にヒゲが入り込むと、動いている内刃と外刃に挟まれてヒゲがカットされます。ハサミみたいなものです。

外刃はある意味、動いている内刃が肌に触れないようにガードしてくれてもいます。

T字カミソリなどは、刃が直接肌にあたるため、肌も一緒に削り取ってしまいます。カミソリ負けしてしまう人もいますが、電気シェーバーは刃が直接肌に触れないので肌に優しいのが特徴です。

ドライもウェットも可能

カミソリの場合肌にかかる負担が大きいため、洗顔時やシェービングフォームなどを利用してウェット状態でシェービングする必要があります。

電気シェーバーはヒゲだけをカットできるので、ドライ状態でもシェービングができます。

ウェット状態でも使える機種もあるので、洗顔時にやってしまいたい場合にも使えます。

ドライ状態で利用できるので、ヒゲが気になった時にいつでもシェービング可能ですし、フォームなどを使わない分時短にもなります

電気シェーバーのデメリット

T字カミソリほど深剃りできない

T字カミソリは刃を直接肌に当てるので、肌ギリギリまでヒゲを剃ることができます。

電気シェーバーの場合は外刃の中に入ったヒゲしか剃れないので、外刃の厚さ分ヒゲが残ってしまう場合があります。外刃は今では数ミリの世界なのでそこまで気になることは少なくなっています。

産毛のような毛は剃れない

電気シェーバーでヒゲを剃る際は、外刃の穴の中にヒゲが入らなければなりません。ヒゲの濃いところはヒゲ一本一本が硬いので外刃の中に入りやすいです。

しかし一方で産毛のような薄い毛や細い毛は、倒れていることが多く、外刃の中に入らないので剃れません。

ヒゲが濃い場所や頬のヒゲまで硬く濃い人であれば電気シェーバーでいいですが、ヒゲが薄い人は電気シェーバーだけの処理では、薄い毛が伸びてしまいます。

手入れが必要

T字カミソリの場合、シャワーなどで適当に洗い流すだけでお手入れが完了しますが、電気シェーバーは刃の中のお手入れが必要です。

外刃の中に入ってカットされたヒゲは、内側に溜まっていきます。

お手入れをしないとニオイが発生したり、皮脂が原因で歯が錆びて外刃が欠けてしまってケガをする可能性もあります。

お手入れが面倒な場合は、自動洗浄機がついた機種を購入するのがおすすめです!

おすすめの電気シェーバー

おすすめの機種は「家電情報局」に記載していますので、ぜひ見てみてください。おすすめの機種を3種類紹介しています。

ということで今回は、電気シェーバーのメリットと選び方の紹介でした。

家電Youtuber/元家電量販店店員

元家電量販店店員。白物担当として勤務して理美容、調理、生活家電など広い分野を担当。とにかく家電が好きで、YouTubeにて実際に買った商品やおすすめ商品の紹介や、家電の選び方の解説などもしています。Youtube以外にもWebメディアでの記事執筆やラジオ出演など幅広く活動経験あり。

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