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自分も可愛くなる回転スイーツ店に行ってみた

マッシイタリア人フードライター

こんにちは、イタリア人フードライター マッシ(@massi3112

東京は何でもある。美味しいものや素晴らしい空間、想像以上に考えられないお店などの話をよく聞いていたけど、東京に引っ越して1週間も経たないうちに、子供頃からの夢を叶えた。

表参道をぶらぶら歩いていたら現れてきた夢の扉は、Café Ron Ronという回転スイーツ&フードのお店だ。発見した途端に、足が止まった。「え?えー!?」しか出てこなかった。

お店の前に立って眺めていた時間は、少なくとも20分くらい。興奮しすぎてすぐ入れなかった僕は、2日後に予約して行ってきた。

Café Ron Ron
Café Ron Ron

当日、待ちきれなくて早く表参道に着いてしまった。どうしようと思って可愛いお店に入った途端、なぜか10代の気持ちになった。美味しいものを食べる前からワクワクしすぎて、一気に若返ることがよくあるよね。スイーツは人生の最高の支えになってるから、スイーツのことを考えるだけで自然にハッピーになる。

時間になってやっとお店へ。入った瞬間にピンク色の壁と可愛らしい店員さんに癒された。そして、長いレーンを見て息が止まった。ここがスイーツ天国ではないかと。店員さんも柔らかくて「チャーリーとチョコレート工場」の映画にいるような気分になった。

店内
店内

食べ放題40分間を見て、短いかな?と思っていたけど、座って流れてくるスイーツを覗きながら食べていたら長く感じた。

全てのスイーツは大体一口サイズと控え目の甘さというところが重要なポイント。次々に可愛いスイーツが出てきてとても迷ってしまうけど、説明された時に一回に取れるのは1人2皿までだったからある意味、選びやすかった。2皿を取ってニヤニヤしながら食べて次のスイーツを狙う計画が始まる。

スイーツパラダイス
スイーツパラダイス

マカロン、クレープ、プリン、チョコケーキ、ワッフル、ティラミス、ロールケーキとフードも含めて30種類のメニューがある。一部のドリンクも飲み放題だ。スイーツ4皿を食べてフード1皿というエンドレス作業。

スイーツたち
スイーツたち

外国人として初めて回転寿司を見た時に驚いたけど、回転スイーツは多分慣れないだろう。見るたびに声を失う。スイーツに苦手な人もいける気がする。雰囲気、店員さんの笑顔、スイーツの可愛らしさに負ける。僕はというと、ほんの少しですぐ溶けるほど弱い。ボロ負けだ。

40分経ってお店を出たら少年のような笑顔と満足感があった。よく考えたら、ずっと行きたかった遊園地で楽しめた1日と全く同じだ。もし機会があれば、行ってみてくださいね。僕は必ずリピートする予定。

MAISON ABLE Cafe Ron Ron
住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-7-15
営業時間 11:00-18:00(最終受付時間:17:10)定休日なし
料金 ①女性: 2,100円(税込)②男性: 2,400円(税込)
   ③子供: 1,700円(税込)④未就学児: 500円(税込)
公式サイトはこちら

東京ではスイーツのブッフェや食べ放題のお店がたくさんあるだろうな。考えるだけで、スイーツ冒険者に変身してしまう。

Massi

イタリア人フードライター

イタリア・ピエモンテ出身の日本食が大好きなイタリア人。「サイゼリヤの完全攻略マニュアル」や、KADOKAWAで食のエッセイ「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」を書いた人。日伊の違いの面白さ、日本食の魅力、食の美味しいアレンジを発信中。国内を中心に美味しい情報をお届けします。

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