年々個性豊かに進化を遂げていく日本のカフェ文化。目新しいものがどんどん増えていく中で、今ではあまり見かけなくなった、中高年にとって“懐かしい”と感じるものも、若年層にとっては「珍しい」と認識されるものも多いのかもしれません。この日訪れた「アポイント」さんでは、現在では全国的に希少なものとなったダブルソーダグラスを利用して、パフェとドリンクをひとつのグラスで楽しめるユニークな商品を販売しています。

「アポイント」ってどんなお店？

「アポイント」さんがお店を構えているのは愛知県西尾市法光寺町。コンクリートのアーチのある広めのエントランスの前には、大型車でも楽々駐車できるほど広い駐車場が完備されています。近隣に鉄道駅はないため、公共交通機関を利用して向かう場合は近隣に停車するバスを利用しましょう。

お店の中はとても広く、10名程度の大人数でも利用できる広めのテーブル席も完備されています。窓が広くとても数が多いので、曇天のこの日も店内は明るく、とても開放的な雰囲気を感じられました。

ペアソーダグラスでドリンクとパフェを一度に堪能

この日の目当ては、パフェとドリンクをひとつのグラスで楽しむことができる「2WAYカフェ」。ドリンクはアイスコーヒーやソーダ水など6種類から、パフェは同店の定番パフェからプリンフルーツパフェを除く3種類からそれぞれ好きなものを選び、ペアソーダグラスに盛り付けてもらえます。

同伴の友人が選んだのは、フルーツパフェの赤とソーダ水のグリーンのコントラストが色あざやかな人気のペアリング。どの組み合わせよりも色味が綺麗なので、写真映えを狙いたい方はこの組み合わせを試してみてください。

筆者はチョコレートパフェとオレンジジュースのペアリングをチョイス。友人が選んだ組み合わせよりも華やかさは劣りますが、定番のパフェとドリンクをあわせたことで安定感があり、濃厚な甘さのチョコレートパフェと甘酸っぱいオレンジジュースのバランスが絶妙な良い組み合わせとなりました。

ダブルソーダグラスの容量は、ひとつ分が一般的なグラスよりも少し小さめ。ドリンクを飲む際はさほど問題ありませんが、パフェを食べるときは少しかき混ぜにくいのでこぼさないように気を付けてください。しかし、この狭さはパフェを作ること自体とても大変なのでは…。それでも美しい断面を覗かせる美味しパフェができあがるのですから、お店の方の器用さと技術に脱帽です。

「アポイント」の詳細情報

テラス席は喫煙OK！レトロな喫茶店でゆったりと休憩を

店内は完全禁煙ですが、テラスには灰皿が置かれており、ここで喫煙することができます。現在もタバコを吸える喫茶店が多くある中、完全分煙となっている点はとても嬉しいですね！40年くらい西尾で続いている歴史ある喫茶店なので、テラス席から臨む景色にもどこかレトロな雰囲気を感じます。この記事を読んでアポイントさんが気になったという方は、ぜひ現地へ足を運び、好みのパフェとドリンクで自分らしいペアリングを楽しんでみてください。