【カルディ】本格的でマニアも思わずうなる。セール中の赤ワインが驚きのコスパだった。
※お酒は20歳になってから
カルディで買える!本格的なハイコスパ赤ワイン
現在カルディでは9月いっぱいまで、複数のワインがセール中。残りわずかなセール期間中において、1つ、ワインマニアの筆者が「これはいいコスパ!」と思った銘柄をご紹介します。
銘柄名は、ラ・プラヤ ピノノワール レゼルバ 2022
カルディで現在開催されているのが「世界のピノノワール」という特集。ピノノワール、とは、ワインに使われるブドウの品種名。赤ワインにした際は、軽口に仕立てられることが多い品種です。
こちらの「ラ・プラヤ ピノノワール レゼルバ 2022」はその特集の中でセール対象品として販売している1本。価格は9/30まで税抜1,280円(税込 1,408円)と比較的手に取りやすい価格に収まっています。
ピノノワール解説
ピノノワールは、フランス・ブルゴーニュ地方が原産の赤ワイン用ブドウ品種です。栽培が難しいといわれ、ピノノワールで作られたワインの多くは、香り高く芳醇。そして、薄口・軽口のワインに仕上がります。
ピノノワール種を用いたワインで最も有名なのがロマネコンティ。かつフランス・ブルゴーニュ産の赤ワインの有名なものは、ピノノワール種単一で作られることから、唯一無二の品種として人気を誇ります。
現在、フランス・ブルゴーニュ産のピノノワール種で作ったワインは需要に対して供給が足りておらず大きく価格を上げています。それゆえ、他国産地がフランスのようなピノノワール種で作ったワインにチャレンジしています。
コスパ産地「チリ」のピノノワール
さて、こちらのワイン「ラ・プラヤ ピノノワール レゼルバ 2022」は、日本でも人気の高い「チリ」産のワイン。チリのワインは一般的に、買いやすい価格が魅力で、果実味が豊か、しっかりとした味わいに仕上がることが多いワイン産地です。
一方で、チリ産のピノノワール種のワインというと、軽やかで華やかなイメージとは逆行した、たくましい作りのものが多くあります。つまり、ピノノワールに限って言えば、なかなか「イメージ通り」の銘柄には出会いにくいのが難点ではありました。
こちらのピノノワールはそんなチリの中でも、ピノノワールの栽培に向いているとされるカサブランカという地区のワインです。
バランスよく、複雑さがある通好みの味わい
さて、率直に申し上げてこちらの「ラ・プラヤ ピノノワール レゼルバ 2022」。非常によくできています。
まずもって、香りが華やかで複雑さがある。具体的には、ドライフラワーやチェリーのような果実や花のような香り。そして革製品のような高級感ある香り、落ち葉の混じった土のような落ち着きのある自然を思わせる香りなど、複雑性に富んでいます。
味わいとしてはしっかり酸味があり、同時に渋みもしっかりとあります。やや「軽やかさ」という点に欠けるところはありますが、これがセール価格1,280円(税抜)というのは驚き。筆者は率直に2,500円や3,000円のワインと言われても疑わないと感じます。
コクのあるチーズやお肉と
前述の通り、しっかりとした渋みがあるため、ワイン初心者の方よりは普段ワインをそれなりに飲んでらっしゃる方や、辛口の赤ワインが得意な方におすすめします。ワインビギナーでチャレンジしたい方はモッツアレラチーズなど、ミルクのコクを強く感じるチーズと一緒に楽しむとよいでしょう。チーズのまろやかさが、ワインの持つ渋みを中和し、飲みやすくなります。同様に、多少脂の乗ったお肉やハンバーグなどとも相性がいいワインと言えるでしょう。
ワインに詳しい方にもおすすめしたい1本。ぜひ今のうちにお試しください。