【神戸市灘区】時代劇のセットのよう 江戸時代の雰囲気を感じさせてくれる灘浜燈台
江戸時代に灘で作った酒を江戸へ送るために船積みした港にあった燈台が復元されています。この木製の燈台は江戸時代の雰囲気を醸し出しています。燈台と合わせて江戸時代の防潮堤も見ることができる灘浜燈台を訪ねてみました。
燈台というより江戸時代の町角にある行灯風情
灘浜燈台があるのは、摩耶大橋が目の前にそびえる灘浜緑地の一画です。灘浜緑地はハーバーハイウェイとも呼ばれる摩耶大橋のふもとにある緑地公園です。この一画に防潮堤と灘浜燈台が復元されています。
こちらが復元された防潮堤と灘浜燈台の全景です。ここが復元されるきっかけとなったのは、一度は埋め立て工事で消失した防潮堤がその後の工事の際に発見されたためです。写真の手前に写る石積みが当時のまま発見されたという御影石でできた防潮堤。そこに燈台を復元し併せて保存されている場所です。
燈台とはいってもこの時代のものは中にロウソクを灯す行灯です。この中にロウソクの火を灯すとなんとも暖かな明かりの雰囲気になりそうです。時代劇のシーンに出てきそうなこの燈台を見ていると江戸時代の様子を少し感じたような錯覚も覚えます。
防潮堤と灘浜燈台は灘浜緑地で自由に見学できます。
灘浜緑地
神戸市灘区灘浜東町
大石駅 徒歩10分