【福島市】タイ食堂TARAYAで王道のタイ料理と東北で唯一の生シンハービールを味わう
福島市大町に「タイ食堂TARAYA」が開店したのは2022年11月。オープンして9か月になるタイ料理のお店をご紹介しましょう。
伺ったのはランチタイム。単品メニューもありますが、今回セレクトしたのは「カオゲーン」セット。「カオゲーン」はタイのぶっかけ飯のことで、二種盛りまたは三種盛りがあり、8種類の料理から選べます。今回は二種盛りを注文、タイ料理の王道「ガパオライス」と「カオマンガイ」を選びました。「ガパオライス」は豚ひき肉のバジル風味炒めで、「カオマンガイ」は生姜風味のソースで食べる茹で鶏肉。
この「カオゲーン」セットには、選んだ数の料理のほか、ライス、サラダ、スープ、デザート、ジャスミンティーがついています(二種盛りは1,150円、三種盛りは1,550円・税込)。
まずは大好きな「ガパオライス」から。美味しい!ほんのりバジルの風味がして、ほどよい辛味がたまりません。
そして「カオマンガイ」。ちょっと辛味のある生姜風味のソースにつけていただきます。これはご飯にも合うけど、ビールにも合いそうです。
ライスは、タイ産の高級米ジャスミンライスを使っています。良い香りがして臭みもなく、サラっとしていてとても美味しいです。
大根のキムチ風味の漬物はTARAYAのオリジナル。タイでは漬物がよく食べられているそうで、きゅうりなどの酸味のある漬物が特に多いそうなのですが、日本人の味覚に合わせたオリジナルの漬物を添えています。これがジャスミンライスによく合うんです。
さて、あっという間に完食して満足したところで、店主の藤井順哉さんと奥様でシェフのタラヤさんにお話をお聞きしました。タラヤさん?お店の名前…?そうなんです、奥様のお名前がお店の名前になっているんです。
お店に入って気になったのが、カウンターに並んでいる食器。すべて陶器ではなくメラミンの食器です。藤井さんは「タイの食堂は、陶器じゃなくてメラミンの食器を使っているんです。このお店をオープンしようと決めて一番先に買ったのがこのメラミンの食器。そこはこだわろうと真っ先に買いました。物件を決める前でした(笑)」と言います。軽くて扱いやすくて、タイらしさを演出できる最適な食器なんですね。
その藤井さんのおすすめは「ガパオライス」。タイ料理は何でも好きなので、おすすめは迷ってしまうそうですが、「ガパオライスは毎日食べても飽きませんね~」と推してくれました。
タラヤさんは、タイの首都・バンコクの北にあるロイエットという町の出身。「タラヤは長い川という意味なんです。タイには長い川がいっぱいあるから」というタラヤさんのおすすめは「トムヤムクン」。酸っぱくて辛い、これもタイ料理の王道の味ですね。ランチタイムには単品で250円で提供していますので、ぜひ味わってみて。
タイ料理につきものの心配、それは辛いんじゃないか、ということ。でもTARAYAの料理は日本人の味覚に合わせて辛さは控えめに作ってあるそう。辛いのが好きな人は注文時に「辛さ増し」にすることもできますし、テーブルの上には、タイ酢や唐辛子、ナンプラーが置いてあるので、お好みで辛味や酸味を加えることもできます。
辛いのが苦手な人におすすめのメニューは「カオマンガイ」「ムーパーロー(=豚の角煮)」「クワイティアオ(=タイ風米粉のラーメン)」があります。特に「クワイティアオ」はあっさりしていて、まったく辛くないのでおすすめですよ。
また苦手な人も多いパクチーはトッピングしないこともできるので、注文の時に「パクチー抜き」とオーダーしてくださいね。
もうひとつ、強くお勧めしたいのがタイのビール。TARAYAではタイのビール「シンハー」の生ビールが飲めます!シンハーの生ビールが飲めるのはとても珍しく、東北ではTARAYAだけなのだそう。程よい苦みであっさりスーッと入っていくビールは驚くほど美味しい!そして、生春巻きがぴったりです。暑い福島の夏の夜は、シンハービールと美味しいタイ料理でスタミナチャージしてはいかがでしょうか。
<タイ食堂 TARAYA>
住所:福島県福島市大町1-11
TEL:024-573-0068
営業時間:水・木・日11:30~20:00 金・土11:30~22:00 (LOはそれぞれ30分前)
定休日:月・火 ※イベント出店などで臨時休業の場合あり
タイ料理TARAYAのInstagram ホームページ
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