家具の色は「床」と「ドア」どっちに合わせるのが正解?色合わせの実験をしてみた!
・お部屋の統一感がいまいち出ない…
・何となくチグハグした印象…
という悩みはありませんか?
もしかしたら家具の色がお部屋と合っていないのかも知れません。
とはいえ何に合わせればいいのか分からないですよね。
そこで今回は家具の色と床・ドアの色合わせを、ツールで実験してみました!
インテリアは目で見てみるのが一番イメージが湧くので、ぜひあなたの好みを見つけてくださいね!
よくある9パターン
お部屋の内装は、それこそ住まいの数だけあります。
ただよくよく見ると、意外と多くの住まいで似ている部分もありますよね。
日本の多くの住まいでは、床はブラウンからナチュラル系、壁はホワイト、ドアなどの建具も茶色系、というパターンが目立ちます。
そこでよくありそうな
床色3色×ドアの色3色×家具の色3色=27パターン
の組み合わせをツールで作ってみたので、ここではそのうち9パターンを紹介します!
記事で紹介されていない組み合わせは、YouTubeの動画で紹介しているので合わせてご覧になってくださいね!
床・ドア・家具の色は次の3色です。
↑ この3色を組み合わせて、どんな雰囲気になるのかを見ていきましょう!
「床:ナチュラルカラー」のお部屋 3つ
↑ こちらは床・ドアともにナチュラルカラーというお部屋に、家具もナチュラルカラーで揃えたお部屋。
色の数が減ってまとまり感が出やすいですよね!
人によっては物足りない印象になるので、寝具やカーテン・ラグなどのファブリックアイテムに好みの色を使うのもいいと思います!
↑ こちらはナチュラルカラーの床・ミドルブラウンのドアというお部屋に、ドアに合わせてミドルブラウンの家具を置いた例です。
床で一色、床より上で一色、という感じでこちらも統一感が出ていますね!
上の例より少し落ち着いた印象になりそうです。
↑ 今度はナチュラルの床にダークブラウンのドア、そこに床に揃えた家具を置いたシーンです。
ダークブラウンは存在感が高い色なので、こちらはドアではなく床に揃えた方がシンプルでまとめやすそうですね。
この状態で「ドアの色が浮いてる」と言っちゃうと、基本的にはドアか床の色をDIYで変えないとどうにもなりません。
「床:ミドルブラウン」のお部屋 3つ
↑ 今度はミドルブラウンの床・ナチュラルカラーのドアというお部屋に、ドアに揃えてナチュラルカラーの家具です。
床よりもドアや家具の色が薄くて明るいので、バランスがいい配色ですね!
明るい色は暗い色より軽く見える特性があるので、低重心なイメージになり、安定感のある印象になります。
↑ 今度はミドルブラウンの床・ドアのお部屋に、家具も揃えたイメージです。
好みではありますけど、これだと揃えすぎに見えますよね。
揃えればいいというわけではない、といういい例かなと思います。
↑ こちらはミドルブラウンの床・ダークブラウンのドアというお部屋に、ドアに合わせて濃いめの家具を集めたシチュエーション。
先ほど紹介した低重心の逆の配色ですけど、まとまり感はしっかり出ています。
床より家具の印象が強くなるので、チープな家具はよりチープに、ちょっといい家具はより高級感が強く出そうな配色です。
「床:ダークブラウン」のお部屋 3つ
↑ 今度は床が濃いダークブラウン・ドアがナチュラルカラーのお部屋に、ナチュラルカラーの家具を合わせたシーンです。
こちらは低重心で安定感のある配色ですね!
統一感も出ていますし、明るさもありますし、総合的には良い選択かなと思います。
↑ こちらはより落ち着いた印象。
配色パターンは、床がダークブラウン・ドアと家具がミドルブラウンです。
一つ上とパターンは同じですけど、色の差が少ない分こちらの方がしっとり落ち着いた雰囲気が出ていますよね。
ファブリックに色を使うともっとバランス良くなりそうです。
↑ 最後は床・ドア・家具を全てダークブラウンで揃えた例です。
全体的に暗い印象なのは好みで左右されますけど、あまり似すぎていると家具同士・床と家具・ドアと家具の境界線にメリハリが出ないので、全体的にモッサリした印象になりがちです。
揃えるところは揃える、さらに「上手く崩す」というテクが必要になりそうな家具選びかなと思います。
まとめ
インテリアでは「茶色」を一括りにすると一気にバラバラ感が出てしまうので、最低でも明るい暗いの二つ、できれば今回のように三つくらいには分けてかんがえたいところ。
YouTubeでは全27パターンを紹介しているので、自分のお部屋の組み合わせがなかったという人は動画も参考にしてくださいね!