【奈良市】市内2つめの道の駅「クロスウェイなかまち」が、いよいよ開駅
きょう11月30日、第二阪奈道路と県道枚方大和郡山線が交差する奈良市中町に、道の駅「クロスウェイなかまち」が開駅した。同駅には観光案内所の他、レストランや喫茶、ドッグランなどがあり、12月15日まで開駅記念イベントも実施。農産物・特産品直売所「旬の駅」には、開店を待つ長蛇の列ができていた。
■県内17番目、市内では2番目
県内では「なら歴史芸術文化村」(天理市杣之内町)に続く17番目の道の駅になる。 また、市内では2番目の道駅。市東側に位置し、リニューアルが進められている「針テラス」(奈良市針町)と、西側に誕生した「クロスウェイなかまち」の2つが、さらなる観光振興を生み、周遊性が高まり、県内全域に良い波及効果が生まれることを期待される。
■県産農産物や、それらを使った料理を提供
「旬の駅」では、田原本町や桜井市など県内農家が育てた野菜を販売。菓子や加工品なども取り扱う。また、同駅近くにある富雄丸山古墳から出土した蛇行剣にちなみ、4本並べると蛇行剣と同じ全長237センチになる「蛇行剣ポップコーン(キャラメル味)」を同店限定で販売している。
レストラン「なかまちキッチン」では、生パスタや、天川村洞川の「ごろごろサイダー」や、洞川温泉醸造所の「山わらうエール」などを提供している。
■カフェでは県産の果物を使った商品も展開
「喫茶 千壽茶寮」は、「菓匠 千壽庵吉宗」がプロデュースするデザートカフェ。奈良本店でしか販売していなかった、かき氷も販売する。現在、同店のみで販売する県産の柿を使った限定メニュー「寧楽(なら)の柿氷」を取り扱い、「今後も、ここならではの限定メニューを提供できれば」と話す。
■土日のオープンで周辺道路も大にぎわい
オープン予定の正午には周辺道路もかなり混雑していました。
また、県道沿いの入口は、11月30日、12月1日の2日間終日使えず、北側のみ解放されています。渋滞は時間経過で緩和されるかと思いますが、第二阪奈道路の使用や周辺道路を通行する際には、注意が必要になっています。
一方で、中町周辺にはイオンタウン富雄含めさまざまな店舗が出店し、飲食店も増えています。同駅にはドッグランも設置されていますので、地元だけでなく観光客との新たな交流拠点の面でも期待されます。
【施設情報】
道の駅「クロスウェイなかまち」
[住所] 奈良市中町4694-1
[電話] 0742-93-5440
[HP]https://michi-no-eki-crosswaynakamachi.pref.nara.jp/
【各施設 営業時間】
旬の駅=午前9時~午後8時
なかまちキッチン=午前9時~午後8時
千壽茶寮=午前9時~午後5時
ドッグラン=午前9時~午後5時