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【神戸市】切り絵のイメージが変わるかも 「日本の切り絵7人のミューズ」展 神戸ファッション美術館

Best Kobe大人の知的好奇心に刺さるWebメディア(神戸市)

神戸ファッション美術館で開催されている「日本の切り絵7人のミューズ」展では、7人の切り絵作家の作品を紹介しています。切り絵というジャンルはあまり目立たないかもしれませんが、この展示を見るとこれまでの切り絵のイメージが変わるかもしれません。

7人の女性作家の切り絵ワールド

エントランスも切り絵でお出迎え。
エントランスも切り絵でお出迎え。

この展示は7人の切り絵作家の作品を集め現代の切り絵作品を紹介したもの。この7人の作家は全員女性です。7人それぞれテイストの異なる切り絵ワールドを展開させた展示内容となっています。

蒼山日菜の作品レプリカ。
蒼山日菜の作品レプリカ。

来場者の撮影用に切り絵作品をプリントしたレプリカが用意されています。こちらは蒼山日菜の作品、ウィンターフェアリ。どこかメルヘンを感じるテイストですが、東京五輪の公式アーティストでもあり、躍動感のあるスポーツシーンの作品もみどころです。

松原真紀の作品レプリカ。
松原真紀の作品レプリカ。

松原真紀の作品のteam BLUE。悠々と泳ぐクジラを切り絵で表現しています。花などをモチーフにした模様でクジラを切り抜いています。また、切り絵で表現した女性ランジェリーも展示されていて、切り絵表現の幅の広さを感じました。

切り剣 Masayoの作品レプリカ。
切り剣 Masayoの作品レプリカ。

こちらは切り剣 Masayoの作品、海蛸子。切り剣 Masayoの作品はどれもディテールが細かく、ここまで切り絵で表現できるのかと感嘆してしまいます。作品のモチーフは魚や動物など見ていても楽しいものばかりです。
全体の展示を見ていて昆虫をモチーフにした作品が多いことに気がつきました。そこには小さい昆虫の細部まで切り絵で表現する観察力の高さとあえて切り絵として難易度の高そうな対象物に挑むプロ意識を感じざるを得ません。

この展示を通してこれまで切り絵に対して持っていたイメージが変わるかもしれない、それくらい切り絵の表現の奥深さを楽しませてくれる展示内容です。

日本の切り絵 7人のミューズ
神戸ファッション美術館
神戸市東灘区向洋町中2-9-1
六甲ライナー アイランドセンター駅下車
会期 2023年11月18日(土) - 2024年1月28日(日)
開館時間 10:00 – 18:00 (入館は17:30まで)
休館日 月曜日、12月29日~1月3日、2024年1月9日(ただし2024年1月8日は開館)
入館料 一般1,000円 大学生・65歳以上500円 高校生以下神戸市内在住の65歳以上無料
公式サイト

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