モノの量を減らしたい!整理収納アドバイザーが教えるモノ選びの3つのコツ
岐阜県で整理収納アドバイザーとして活動している高桐久恵です。
この記事を読んでくださっているあなたは「我が家は物が多いな…」と悩んでいる方だと思います。
さて、今の皆さんの自宅の物の量があとどのくらい減ればスッキリすると思いますか?
毎日様々なお宅にお邪魔して片づけをしてきた私が日々感じるのは、やはり片づかない理由のナンバー1が『物の量が多い』ということです。
物が多いからどこに何があるか分からなくなる、何度片づけても元に戻る、どうやって収納すればいいか分からなくなるのです。
多くの物を持つという事は、それだけ時間やスペース、体力や気力が必要になります。
といっても私たちは物なくしては生活ができません。
それなら自分が使うモノ自体をただ欲しいから買うのではなく、様々な視点からよく考えて手に入れることをしてみませんか?
今回は私自身が実際に使っているものを通してモノ選びのコツをお教えしたいと思います。
①一つで何役も活躍してくれるものを買う
よくキッチンで見かける便利グッズで特定のものに対してしか使えない〇〇専用のもの。
例えばカニスプーンやグレープフルーツ専用スプーンなど頻繁に食べるものなら何の問題もありませんが年に1回か2回しか使わないのに、引き出しのとてもいい場所に置かれていることがあります。
それなら一つ持っていれば何役もしてくれる多用途に使える道具を持ってみませんか?
②シンプルなものを選ぶ。
ついつい増えやすい食器たち。
皆さんのお宅では中華料理用のお皿やケーキ皿など、料理に合わせて持ち合わせてはいないでしょうか?
日本は和洋折衷、様々な料理があるので料理に合わせて食器を用意していると、知らない間に食器だらけになってしまいます。
どんな料理でも合う食器を数枚持っていれば、少ない量で間に合わせることができます。
私はセットでも単品でも使える食器が気に入っていてよく使っています。
③一生ものは思い入れのあるストーリー性を持たせる
一生ものとは高価で一生に一度しか買えないものという意味ではなく、一度買ったらそう買い替えないものです。
爪切りや靴べらなど、皆さんのお宅にいくつもあったりしませんか?
こういった頻繁に買い替えないものは出来ればお気に入りのものを手に入れてほしいです。
人は物に思い入れがあるとなかなか手放せなくなります。だからこそあまり買い替えないものをあえて思い入れのあるものにするのがおすすめ。
例えばキッチンで使うお玉が欲しいと思ったら、自分の好きなデザインや誕生日プレゼントとして家族から買ってもらうといったような物にまつわるストーリーをあえて持たせるのです。
すると物を大事に使うようになり、むやみに買うことは少なくなるでしょう。
自分ルールを決めて物の量を一定にする意識を。
皆さんは物の数を決めていますか?
高かったから、人からもらったから、使い切っていないから。このような理由でモノを持つとなかなか外に出ていかず、どんどん物の量が増えてしまいます。
特に知らない間に増えやすいアイテムは自分で数を決めてしまいましょう。
洋服やタオルなど実際に何枚あれば生活に支障が出ないかを考え、そこに予備の分などを考えると自分が持つべき量が明確化します。
物が入ってくることに意識が向くと、自然と物量が急激に増えなくなり次第に本当に自分に必要なものだけが残るようになります。
この現象こそがお気に入りなものに囲まれた生活といえるのではないでしょうか?
そのためには今一度、なぜ物が多いのかを振り返ることが必要になってくるのでぜひ振り返りをしてみてくださいね!