梅雨の部屋干しに最適!リビングに設置しても生活の邪魔にならない「洗濯物干し」を4つ紹介
こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナです。
ジメジメと鬱陶しい梅雨。雨が続くと普段は天日干しをしているという方も部屋の中に洗濯物を干さざるを得なくなります。
乾かない、生乾き臭などと並んで3大部屋干しの困りごと
「干す場所がない」
この大問題を解決グッズを4つ紹介します。すべて実際に使ってよかったものばかりです。
アイリスオーヤマ 突っ張り棒で設置する窓枠干し
名称:洗濯物干し 室内物干し 窓枠物干し 省スペース コンパクト 約4人用
メーカー:アイリスオーヤマ
設置の容易さ:★★★☆☆
邪魔にならない度:★★☆☆☆
賃貸:◎
耐荷重:20kg
初期費用:3009円(2022年6月現在)
窓枠などに設置できる突っ張り棒で固定するタイプの物干しです。
長い支柱を窓枠や天井に垂直に設置する必要があるので、慣れていないと一人で設置するのは難しいかもしれませんが、ネジも釘の必要ないので賃貸住宅でも設置可能。
この商品のいいところは、まず2段上下で使えて大容量!段の高さは自由に変えられます。
シーツや布団などの長くて大きいものを干したいときは下のポールを外せば余裕で干せます
洗濯ポールを受けるアームは使わないときは畳んでおけるので、洗濯物がない時はカーテンに隠れてスッキリです。
取り付け可能サイズは、幅110〜190cm、高さ190〜260cm。
対荷重は20kg(1ポール12kg)
濡れた大人用のTシャツがハンガー込みで0.3〜0.4kgほどなので、50枚くらいはイッキに干しても大丈夫ってことですね。
2018年の6月に購入して、もう4年くらい使っています。
その間、つっぱりが弱くなったり、ポール受けが洗濯物の重みで落ちるようなトラブルもなく快適に使えています。
梅雨だけでなく、外で洗濯物が乾かない冬場もエアコンが効いた室内なら数時間で洗濯ものが乾きますよ。
【このアイテムの残念ポイント】
・洗濯を干すポールがやや弱い
※洗濯物が少なければ問題ありませんが、大家族で洗濯物が多いご家庭だと、たわむ可能性があります。その懸念がある方は、普段ご使用の洗濯物干し用のポールを室内に持ち込むのがいいかもしれません。
【このアイテムのGOODポイント】
・突っ張り棒で固定するのでネジも釘の必要ない
・2段の高さが自由に変えられる
・ポール受けが折りたためて、使わない時は目立たない
工事なしでエアコンに設置できるlike-itの速乾ハンガー
設置の容易さ:★★★★☆
邪魔にならない度:★★★☆☆
賃貸:◎
耐荷重:5kg
初期費用:3037円(2022年6月現在)
エアコンを使う季節の部屋干し一等地はエアコンの風の当たる場所でしょう
そんな一等地に簡単に干場を作ることができる秘密兵器がlike-it(ライクイット)の速乾ハンガーなのです。
取り付けが難しそうな速乾ハンガーですが、工事などは一切必要なく釘や工具も必要ありません。
ネジで伸縮するポールをエアコンの幅に合わせてひろげ、エアコンと壁の間に一枚の小さな板をはめ込むだけなので、賃貸住宅でも問題なく設置可能です。
エアコンの吹き出し口の下に洗濯物が干せるので、本当にすぐに乾きます。
我が家のエアコンはかなり古くて威力が弱いにも関わらず冷房、除湿だと3時間、暖房だと2時間もあれば洗濯物がカラカラに乾きます。
通常の部屋干しだと乾くまでに6時間かかったので、これは倍以上の大幅時短になります。
干してから5時間以上生乾きの状態が続くと生乾き臭のリスクが上がるので、速乾ハンガーを使うと、部屋干し臭の心配はほぼなしです。
使わない時はアームを倒しておけますが、そのままでも邪魔にならないので、私はいつもそのままにしています。
設置可能なエアコンの大きさは幅70〜90cm
耐荷重5kg(大人用のTシャツなら約12枚分)
我が家の場合は体力の落ちた高齢猫がいるので、夏と冬はほぼ24時間エアコンが作動しています。
なので、これを利用しない手はないなと購入したアイテムです。
暖房の場合は洗濯ものを干すことで加湿にもなります。
【このアイテムの残念ポイント】
・取り付けは簡単だけど、脚立が必要
【このアイテムのGOODポイント】
・とにかくよく乾く
・エアコンの電力を有効活用できる
ベルメゾン ピンで設置できる 浮かせて干せる物干し
名称:浮かせて干す!ピンで設置できる「壁付け物干し」
メーカー:ベルメゾン
設置の簡単さ:★★☆☆☆
邪魔にならない度:★★★☆☆
賃貸:△
耐荷重:10kg
初期費用:7583円(2022年6月現在)
ネジではなくピンで壁に止めるので、壁に開く穴の大きさは画鋲(がびょう)ほどです。
ピンがさせる壁なら木製でも石膏ボードでも設置可能。
わが家の設置場所はお風呂の脱衣所兼洗面所です。マンションの一般的な石膏ボード壁に設置しています。
8kgほどの濡れて重くなった洗濯物をかけてもびくともしない丈夫さです。
耐荷重は10kgで4人分の衣類が一気に干せるくらい。
使わない時はアームを跳ね上げておけば邪魔になることもなく存在も忘れます。
とはいえ、使わない時は洗濯ポールの置き場所に悩むので私は出しっぱなしにしています。
お風呂上がりに使ったバスタオルを洗濯カゴに入れる前に一時的に干すのにも便利。
設置可能の幅は140~200cm
縦長の脱衣所に170cmの幅で設置しています。
洗濯機のすぐ後ろなので、洗濯動線がほぼ0で干すことができてとても楽。
夜に洗濯して脱衣所に干したら除湿機を使って乾燥させるのが我が家の夜干しルーティーンです。夜に干したら朝にはしっかり乾いています。
画鋲ほどの穴なら空けてもいいという賃貸物件は多いと思います。この製品も画鋲ほどの大きさの穴しか開かないので、賃貸でも設置できなくはないと思うのですが・・
なんと本体1つにつき17本、合計34本のピンで固定しています。
小さいとは言え、ピン穴がたくさん付いてしまうので、設置時は住宅オーナーに確認したほうがいいでしょう。
【このアイテムの残念ポイント】
・ピンを34本も刺すので一人で設置するのは大変
・使わない時は洗濯ポールが邪魔になる
【このアイテムのGOODポイント】
・石膏ボードの壁にも設置できて丈夫
・壁さえあればどこでも設置できる。
使わないときの存在感はほぼ0!ひきこみ式ワイヤー物干し
名称:引き込み式の物干し
メーカー:washida
設置の簡単さ:★☆☆☆☆
邪魔にならない度:★★★★★
賃貸:×
耐荷重:20kg
初期費用:1699円(2022年6月現在)
高さ12 × 幅8.3 × 奥行き6cmの小さな箱の中に約4mものステンレスワイヤーが内蔵されていて、つまみを引っ張ればワイヤーが伸びます。
壁の反対側に設置した受けパーツに引っ掛けると最長4mもの大容量の干場が誕生します。
実家で使っている森田アルミさんの同系統のワイヤー物干しがいいなと思っていたのですが、価格が13200円もするので悩んでいました。
だけど、こちらの商品はたったの1699円。
使えなくてもしょうがないという気持ちで購入しました。
購入してから約1ヶ月。いまのところは十分使えています。
多少ワイヤーがたわんでハンガーが動くので、私は洗濯バサミを使って固定しています。
少々面倒ではあるのですが、部屋にたったの1600円でシーツも布団も干せる干場ができるのは助かります。
洗濯ワイヤーと除湿機のコラボでジメジメの布団もサラサラになって気持ちがいいですよ。
設置はネジで穴をあけるので、賃貸物件ではNGなところが多いと思います。
石膏ボード用のアンカーが付属していてマンションの石膏ボードにも設置可能。
設置にはドリルで穴を開けるなどの簡単なDIY知識は必要です。
同じような商品で、接着剤で止めるタイプのものがあります。
だけど接着剤だと壁紙NG、設置できる壁がタイルなどに限定され、壊れても取り替えができないので、あまりおすすめはできません。
【このアイテムの残念ポイント】
・設置には簡単なDIY知識が必要
・多少ワイヤーがたわむので洗濯物がずれる
【このアイテムのGOODポイント】
・石膏ボードにも設置可能
・20kgもの大容量の干場が素早くできる
・使わない時の存在感はほぼ0
存在が邪魔にならない室内物干しのまとめ
梅雨の部屋干しに便利な本格物干しを4つ紹介いたしました。
本格的だけど、使わない時は存在感が薄めのグッズ。リビングにおいても使わない時は邪魔になりません。
実際に使ってみて便利だなと思えるものだけを紹介させていただきました。
梅雨じゃなくても普段の洗濯にも使えます。
部屋干しの場所がないと悩んでおられる方の参考になると嬉しいです。