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【京都市】京都が舞台のアニメ『有頂天家族』のTV放送10周年を記念したスタンプラリー

くまライター(京都市)

先日、歩いていてふと目にとまったのがこちらのポスター。

『有頂天家族』のTV放送10周年を記念した京巡りスタンプラリーとあります。

『有頂天家族』とは

『有頂天家族』は、森見登美彦(もりみとみひこ)さんによる小説作品。2007年に第1部『有頂天家族』、2015年に第2部『有頂天家族 二代目の帰朝』が刊行されました。2013年にテレビアニメ化され、2017年にはテレビアニメの続編が放送されました。

森見登美彦さんといえば京都大学出身で、その作品の多くが京都を舞台としていることでも知られますが、この『有頂天家族』シリーズも京都が舞台です。

『有頂天家族』では、古来より人に化けた狸と天狗が人間社会にまぎれて暮らしています。下鴨神社の糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家。狸界の頭領「偽右衛門」でもある父・総一郎は、人間たちに狸鍋にされてしまいました。

「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は下鴨家の三男坊。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて兄弟たちと駆け廻ります。やがて、父の死に秘められた真実が明らかになり、弥三郎と兄弟たちは下鴨家の逆転劇を目指して大騒動を繰り広げる…というストーリー。

この奇想天外な物語の勢いは小説だけにとどまらず、前述のアニメのほか、ラジオドラマ、漫画、舞台、人形劇と、幅広いジャンルに展開されています。

12月26日は「有頂天家族の日」

TVアニメ『有頂天家族』の放送10周年を記念したプロジェクトとして、作中で「偽右衛門選挙」(狸界の頭領を決める選挙)が行われる12月26日を「有頂天家族の日」に制定。3月17日には下鴨神社で制定式が行われました。

「TVアニメ『有頂天家族』放送10周年記念 京巡りスタンプラリー」

さらに、京都の街をめぐるスタンプラリーを開催。

スタンプポイントは、

・大垣書店 京都ヨドバシ店

・アニメイト京都

・京都ぎょくろのごえん茶 寺町店

・下鴨神社

・叡山電鉄 鞍馬駅

の5箇所です。作品に関連する場所や、その周辺がポイントのようですね。

自分も小説を夢中になって読んだので、これは参加しないわけにはまいりません。

というわけで、さっそく下鴨神社に行ってきました。

下鴨神社のスタンプポイントは、楼門を通った先の授与所にあります。

スタンプラリーシートをゲット。

我ながらうまく押せました(いつも失敗する)。

最近はデジタルのスタンプラリーも多くなりましたが、やはりこのアナログなスタンプの“押してる感”がいいですね。

ラリーシートにはおもな聖地の紹介も載っていて、見ているだけでも楽しいのです。

10周年記念プロジェクトは、他にも記念グッズが販売されています。

スタンプラリーの開催は2024年12月26日(木)まで。5ヶ所すべてのスタンプを集めたら、限定クリアファイルがもらえます。

こうしてプロジェクトが行わて盛り上がってくると、ファン待望の第3部の刊行がいよいよかと期待が高まりますね。第3部、お待ちしてます!

スタンプラリーに関する問い合わせ
株式会社ツクリエ
電話番号/075-257-5722
Webサイトはこちら

ライター(京都市)

大阪生まれの大阪育ち、京都在住のライター・DTPデザイナー・イラストレーターです。京都の情報誌を経てフリーランスになりました。よろしゅうおたのもうします。

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