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【お尻を叩くだけなら大丈夫と思いがち】実は子どもに大きな影響をあたえている

しん先生保育士 チャイルドカウンセラー

こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。

暑い日が続いていますね、夏バテ対策をするなどこの夏を乗り切ってくださいね。

さて今日は、子どものしつけや体罰について考えてみたいと思います。みなさんは子どもの言動を抑えようとするとき、どのような対応をしていますか?

冷静に言葉で伝えることが理想ですが、なかなかそうはいかないこともあります。ついついお尻を軽く叩いてしまうことがあるっという方もいるかもしれません。

「お尻を叩くこと」は子どもにとってどのような影響があるのか考えていきたいと思います。

体罰に該当する

お尻を軽く叩くだけでも体罰になります。親が軽いものと判断していても子どもにとっては不快感をもたらす行為です。

子どもが悪いことをした時、親はカーッとなり手があがってしまった経験ありませんか?

体罰を与えても子どもは「叩かれた」「痛かった」という気持ちが強く残り、理由がわかっていません。

いかなる場合でも体罰を与えることはNGなのです。

子どもにもたらす影響

お尻を叩くこと=体罰です。体罰を与えると場合によっては子どもの脳に悪影響を及ぼし良いことは一つもありません。

体罰を与えられた子どもは、相手を攻撃することを覚え将来、問題解決をする手段として暴力を選択することにつながります。

親がしたことを自分が大きくなった時にまた同じことを繰り返してしまう話、よく耳にすると思います。

どのように子どもに伝えるか?

体罰を与えてしまうのは親の感情がコントロールできていないからです。子どもには何がいけなかったのか、いけなかった理由を冷静に話すことが大切です。

そのためには日頃から心の余裕が必要になってきます、最近の子育て世代では仕事に育児に家事をこなしている方も多いです。

人によっては環境もさまざまなので、ワンオペでこなす方さえいます、その上自分の時間も少しは確保したいと思うと毎日がバタバタですよね。心の余裕なんてとてもじゃないと思う方もいるでしょう。

しかし将来の子どもに悪影響があるなら少しでも改善したいものです、怒りを逃す方法、感情をコントロールする方法を実践して、子どもには常に適切な対応をしたいものです。

保育士 チャイルドカウンセラー

現役保育士。10年以上保育園で働いている。大規模保育園と小規模保育園で働いた経験あり。常に子どもに寄り添う保育を心がけ、職場の人間関係を大切にし、感謝の気持ちを忘れない。子育てをする人のためになり、知りたい情報をわかりやすく発信しています。

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