元店員が解説!冷蔵庫の簡単な選び方
一人暮らしでもファミリーでも必ずと言っていいほど必要な家電といえば冷蔵庫。
冷蔵庫はいろいろな種類があって、非常に迷ってしまうのはもちろん、大きさやメーカーをしっかり選ばないと失敗して後悔してしまうことも。
今回この記事では、冷蔵庫の選び方を簡単に紹介したいと思います。
今がチャンス?冷蔵庫が安い!
冷蔵庫は3月~5月にかけて新製品が発売します。
よって今の時期は旧製品がかなり安く販売されていることが多いです。メーカーや機種によって発売時期はまちまちなので、ほしい製品は生産が終わってしまっていることもあります。
しかし、金額的には今買うのが一番安いので、気になる方は今がチャンスです!
冷蔵庫の選び方
①容量を選ぶ
冷蔵庫の選び方で1番重要なのは適切な容量を選ぶことです。
冷蔵庫は100L〜600Lくらいまで、多くの種類が販売されいます。どのくらい使うか、何人家族かによって適切な容量が変わってきます。
容量を選ぶ基準の計算式があるのでそれを紹介します。
適正容量=人数×70L+100L+70L
です。
1人につき70Lという基準があり、100Lは常備スペースで、ドレッシングや調味料など常に容量を占有する分です。次の70Lは予備スペースで、何か大きなものを入れる必要が出た時に開けておいた方がいい分となります。
この式で計算すると、
1人=1×70+100+70=240L
2人=2×70+100+70=310L
3人=3×70+100+70=380L
4人=4×70+100+70=450L
5人=5×70+100+70=520L
6人=6×70+100+70=590L
という目安になります。
一人暮らしでは150Lの機種を購入する人が多いですし、夫婦と子供の3人の家庭でも500Lの機種を購入する方が多いです。
あくまで目安なので本当にその容量が必要かどうかは使い方などによって変わります。
一人暮らしでも自炊を全くしないか、プロ主婦のような食材の使い方ができる場合は150Lでも十分です。
また、ジュースをたくさん買いたい人や、スーパーに行く頻度が低く、一度の買い物で食材をまとめ買いする人は、大きい機種がおすすめです。
②メーカー独自の機能
各メーカーは独自の機能を冷蔵庫に搭載しています。
使いやすい工夫や、食材を長持ちさせる機能など、さまざまな独自機能があります。
逆に独自機能でも目的が同じで、一見違う機能でも同じ役割を果たす機能もあります。
食材を長持ちさせるための
三菱「氷点下ストッカー」
パナソニック「微凍結パーシャル」
東芝「氷結晶チルド」
日立「特鮮氷温ルーム」
などは設定されている温度や、凍るか凍らないかは違えど、食材を1週間ほど持たせるという目的は同じです。
使う過程や調理方法などによって、どのメーカーがおすすめか変わってくるので、家電量販店の店員さんに聞くのがおすすめです。
違いが多すぎるのでここでは紹介しません!
「家電情報局」に随時更新していきたいと思いますので、気になる人はチェックしてみてください。
③野菜室の位置(300L以上)
300L以上の機種を選ぶと、野菜室が独立していることが多くなります。その時に違ってくるのは「野菜室の位置」です。
冷蔵庫は、冷蔵室、野菜室、冷凍室の3種類の部屋に分かれ、機種によっては製氷室と小さい冷凍室が独立してきます。
大きな引き出しは野菜室と冷凍室として使われ、どちらが上段にくるかは機種によって変わります。
野菜室が上段の場合、野菜は調理の度に出し入れが必要ですが、高いのでかがむ必要がなく楽に出し入れできます。冷凍室は一度しまうと出す頻度は少ないので、下にあっても不便になりにくいです。
野菜室が下段の場合は、調理のたびにかがんで野菜を取る必要があります。
野菜を前もって調理して冷凍しておく人や、野菜をあまり使わず、冷凍食品の方が多く使う人にはおすすめです。
④各部屋の容量
総容量が決まっても、機種によって冷蔵室、冷凍室、野菜室のどの部屋の容量が多いかが違います。
どの部屋を多く使うかで、おすすめの機種は変わるので、慎重に検討しましょう。
ここまで決まれば基本的に機種は1〜2機種に絞られるはずです。
この選び方をすれば目的に合ったものが見つかって、無駄に迷ったり、他メーカーのものと比べてどっちにしようかなどは無くなっていくと思います。
ということで今回は冷蔵庫の選び方を紹介しました。
とりあえずおすすめの冷蔵庫を知りたい方は
家電情報サイト「家電情報局」で紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。