【野田市】野田市初の野外で誕生したヒナ「たける」と「だん」が無事飛び立ちました。

nimo

地域ニュースサイト号外NETライター（流山市・野田市）

7/15(月) 12:31

野田市三ツ堀にある「こうのとりの里」では、コウノトリの飼育と繁殖、野生復帰事業の取り組みを行っています。入場無料で市内外在住に関わらず、どなたでもこうのとりに関する展示やグッズの販売、飼育の様子を楽しむことができます。

「こうのとりの里」開館時間は、10時～12時、13時～15時（月曜休館）ですが、野鳥のコウノトリに関しては、ルールさえ守れば閉館時間でも楽しむことができます。

こちらを撮影したのは朝の9時過ぎですが、2匹のコウノトリが確認できました。少し見づらいですが写真中央に小さく写っているのがわかるでしょうか？

あいにくの天気にも関わらず、双眼鏡や望遠レンズを手に観察・撮影を行っている人たちの姿も見かけられました。そんなコウノトリ事業に関して、先日、嬉しいニュースが発表されました。

野田市では、「ヤマト」（平成29年に野田市で誕生のオス）と「ひなた」（令和4年に渡良瀬遊水池で誕生したメス）のペアから、野田市初の野外で誕生したヒナ2羽のうち、7月1日に巣から飛び立った「たける（個体番号　J0760）」に続き、7月3日8時42分（午前）に「だん(個体番号　J0761)」も飛び立ったことを確認しました。だんはこうのとり里飼育施設付近の電柱上巣台から飛び立ち、目の前にある江川地区の水田内に着地しました。その後は、たけるとともに水田内を散策していました。巣立ち後は、親鳥に餌の取り方などを教わりながら成長をしていきます。
　－野田市公式HPより

野田市初の野外で誕生したヒナということで注目を浴びている2羽ですが、このまま無事成長していってほしいですね。