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【河内長野市】厚切り肉が美味しい!インスタ映えスイーツまである!ワンカルビ河内長野市千代田店。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

人間だれしも、その日の気分や状況に応じて、食べたいものが違ってきますね。「今日はとにかく肉が食べたい」と無性に感じる「肉モード」ときは、ついつい焼き肉店を目指したくなるところ。

そんな時に、分厚い厚切り赤身肉が食べ放題、しかも焼肉以外の料理やスィーツも食べ放題といううれしくなるほどの焼肉チェーン店があると友人から聞きました。その名前は、ワンカルビさん。そういえば河内長野にもあったはずと調べたら、千代田駅前にありました!

ワンカルビさんをここでおさらい。親会社は、主に精肉販売をしているダイリキ(大阪市西区新町)さんでしたが、2008年に精肉部門と外食部門を分社化し、外食部門のワン・ダイニングを設立したとか。

関東、関西、九州に店舗があり、関西だけでも70店舗近くを展開しています。河内長野市には先ほども書いた通り、千代田店があります。

つまり精肉会社が運営している焼き肉店なので、良質の肉が食べ放題で提供できるとのことなんですね。メニューを見ても牛肉の効能がいろいろ書かれていて、肉の専門店なのだなとうなづけます。

千代田店は、南海千代田駅西口の北側にあります。ディスカウントスーパーのディオ河内長野店側に歩いていくと、ワンカルビさんの建物がすぐに見えてきます。

私は平日の開店してすぐの時間帯に行きました。その時間の方が空いていると思ったからですが、驚いたことに建物の1階にある駐車場ではすでに多くの車が駐車しており、その後も続々とお客様の姿が。人気の高さがうかがえます。

では、2階にある店内に入ってみましょう。

店内はこのように半個室のようになっています。焼肉店は元々換気が良いので、コロナ禍でもリスクが低いような気がしますね。

こちらの部屋を案内してもらいました。

今のチェーンの飲食店ではもう当たり前になりつつあるタッチパネル形式。これだとわざわざ店員さんを呼ばなくても次々と注文すれば良いわけですから、なんとなく気が楽ですね。

さっそく注文をしますが、このような画面しか出てこなくて、肝心のメニューが出てきません。これはいったいどういう事でしょうか?

ちょっと恥ずかしい話ですが、私は注文のシステムを理解していませんでした。慌てて店員さんを呼ぶと、先にこちらのメニューを決めないとタッチパネルが使えないことを知りました。テーブルオーダーで、2時間食べ放題のコースは次の通りです。

  • 牛タン・全品食べ放題コース
  • 全品食べ放題コース(牛タン以外)
  • お手軽焼肉食べ放題コース(メニューで指定されたもののみ注文可能)

また年齢により料金に違いがあります。(シニア、シルバー、ジュニア、キッズ)そのほかちょっとだけ食べたいという気分の時は、単品でも注文できるとのことです。

利用した日は、相当な「肉モード」だったのでしょうか?牛タンも含めた全品食べ放題コースを選んでしまいました。

食べ放題のコースを指定すると、ようやくこちらのメニューが出てきました。さっそく注文していきます。

店名と同じワンカルビをはじめ、ロースステーキ、それから塩タンを注文します。気が付いたら塩タンを2種類も選んでしまいましたが、せっかくの牛タン付きコースですからそれくらいはいいでしょう。

注文した2種類の塩タンが登場しました。ノーマルな塩タン(単品:704円)と、にんにく塩タン(単品:704円)を食べ比べます。

タンと言えば牛の舌の部分ですが、薄いので、あっという間に焼けてしまいます。

次々と注文していきます。これは店名にもなった「ワンカルビ(単品:913円)」です。

非常に長いワンカルビ。カルビとは韓国語で「あばら骨の間の肉」のことだそうですが、焼肉の定番部位ですね。これはそんなカルビの中でも分厚くカットされ、タレに漬け込まれたお肉とあって、見ているだけで食欲がそそられます。

焼きあがったワンカルビをハサミでカットしたものです。お肉に細かく切れ目を入れてくれているためか、簡単にかみ切れていて、とてもおいしかったです。さすがの品質で、店名になっているだけのことはありますね。

ワンカルビさんは、分厚い肉のメニューがいくつかあるのが魅力的です。こちらは厚切り上ロースステーキ(単品:990円)

食べ放題でないときは、お財布と相談してついつい並のロースを注文しがちですが、食べ放題では、思いきってこうい高級メニューが注文できるのが良いですね。

焼いてみました。本当に肉厚があるというか、とにかく分厚いのが驚きです。

ある程度焼けたのでハサミで切っています。炎もあまり出すぎないのが安心ですね。ちなみに、こちらからお願いしなくても、途中で金網の交換に来てくださいました。

今度はホルモン系を注文。こちらは牛の大動脈の部分「コリコリ」です。伸縮性のある部位で、コリコリした食感だからこういう名前がついていますが、これはネット上で人気がある情報を事前に得ていたので、注文してみました。

ちなみにコリコリは、通常のもののほか、ニンニク塩や赤辛だれがあり、注文したのは赤辛だれコリコリ(単品:418円)です。

こちらは「焼きすき」というカテゴリにあった、上カルビ焼きすき(単品:847円)生卵付きです。焼いた肉を卵ですき焼きのようにして食べるわけですね。

タレ焼きが続きがちな焼肉の中で、ちょっと違う味わいをというときに、卵ダレで味わうと良い箸休めになります。

ワンカルビさんはこのように、単一のタレで食べる焼肉以外に、いろんな味付けのバラエティに富んだ料理がメニューにあるので、好みの異なるメンバーで出かけても安心なところが長所かもしれません。

ここで、焼肉以外のものも注文しました。こちらはローストビーフユッケ風(単品:627円)です。

画像提供:株式会社ワンダイニング
画像提供:株式会社ワンダイニング

また今回は注文していませんが、画像のように焼肉のふるさと韓国のメニューもあります。特にキムチは丁寧な製法で作られた本場の味にこだわっているとか。次の機会には注文しないといけませんね。

ワンカルビさんと個人焼肉店との大きな違いは、焼肉以外のサイドメニューが充実していることです。レギュラーメニューの中でも、サラダ系、デザートが充実していますが、それ以外にシーズンメニューとして、テーマを決めてのフェアを行っています。

今は、4・5月限定のメニューとして「昭和大衆レトロフェア」を実施しているそうです。すでに平成が終わり令和の時代になってしまいましたが、30年以上前の昭和の時代をリアルに知っている年配世代には懐かしく、平成以降に生まれた若い世代も物珍しいものでしょうね。

やはりこの昭和レトロメニューも注文しないといけないと思い、いくつか注文してみました。

こちらが「定番焼肉にんにく炙りカルビ(847円)」です。昭和の焼肉店で登場する肉のイメージですね。

あと昭和らしいものとしてラムネ(単品:198円)を注文しました。

画像提供:株式会社ワンダイニング
画像提供:株式会社ワンダイニング

今回は注文しませんでしたが、レトロ喫茶風明太子スパゲティというのがあります。焼き肉屋でスパゲティというのも不思議ですが、ファミリーで利用する人が多いワンカルビさんなので、小さなお子様には評判がよさそうですね。

次に、レギュラーメニューから、食事ものを頼みました。左が名物韓国冷麺(単品:759円)で、右が新製品の、海老ラー油を効かせた貝白湯スープの水餃子トック入り(単品:627円)です。

しばらくするとタッチパネルに、食べ放題2時間の終了間近の合図。これはありがたいですね。でないとデザートを忘れてしまうところでした。

左が、バスク風チーズケーキとプリンのパフェ(単品:506円)、右が昭和レトロの限定メニュー内にある季節のスイーツ、なつかしのコーヒーゼリー&ホットケーキパフェ(単品:506円)です。

バスクチーズケーキがほんとうに載ってますね。前評判通り、焼肉チェーン店でインスタ映えパフェのような手の込んだスィーツが食べられるなんて!と、心底驚きました。

お腹いっぱい焼肉や〆ごはんを食べたはずなのに、するする完食。しかも量が少なからず多すぎずで、ちょうど良かったです。

ここで注意したいのは、スイーツに関しては食べ放題でもひとり1品しか注文できない点です。

私は注文を間違えてしまうという不覚をとってしまい、慌てて変更したのですが、システム的にうまくいきませんでした。このときは店員さんを呼ぶとキャンセルと変更を対応してくれます。

ということで、時間になりましたので店を後にしました。食べ放題でどれだけ食べれるかのチャレンジでしたが、高そうな肉を中心に、しっかりといただきました。

商品開発の担当の方のお話では、「他の焼肉チェーン店と比べ物にならないくらいに、圧倒的に違うのは、赤身の肉の質です。食べ放題のシステムで、ギリギリ出せる美味しい肉だとおもう」とのこと。確かに肉厚の部類は、食べた後の満足感が非常に高かったです。

また、焼肉以外のメニューが充実しているので、一緒に行くメンバーの中に焼肉以外が食べたいという人がたとえいたとしても、ファミリーレストランのように楽しんでもらえるのはいいなと思いました。

ワンカルビ千代田店(外部リンク)

住所:大阪府河内長野市楠町東479-1
電話番号:0721-54-4129
営業時間
月~金 17:00 ~ 23:00
土日祝 12:00 ~ 14:00
    16:00 ~ 23:00
アクセス:南海千代田駅から徒歩4分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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