【秋田県大仙市】創業94年!大仙市長野の名物料理『ちゃんす長野屋』のにしん丼とは?
羽後長野駅から徒歩1分!大仙市長野の老舗酒場『ちゃんす長野屋』とは?
JR田沢湖線の羽後長野駅近くに1軒の老舗酒場がある。大仙市長野エリア(旧中仙町)に住んでいれば知らないひとはいない伝統ある名酒場『和食処 ちゃんす長野屋』だ。ちゃんすの旨い肴をつまみながら、大仙市長野の地酒「秀よし」をグイっと。想像しただけでテンションがあがってくるが、今回紹介したいのはそんな『ちゃんす長野屋』の名物料理・にしん丼だ。
ちなみに店名の『ちゃんす長野屋』は、関東大震災のため大仙市長野に疎開してきた創業者のニックネーム「ちゃんちゃん」が由来なんだとか。現在は3代目のご主人が伝統あるお店を引き継ぎ腕をふるっている。店内はカウンターの他に個室もあり、コロナ対策もしっかりされている印象だ。
品書き(お食事・ランチメニュー)
にしん丼:730円、日替わりランチ:650円、にしん定食:1500円、昔の醤油ラーメン:620円、天ぷら定食:1400円、天ざる杜仲めん:750円、うな重:1200円、海鮮丼:1600円など。※いずれも税別価格
夜は上記とは別に豊富な酒場メニューを楽しむことができる。焼き鳥も刺身も絶品なので、夜の『ちゃんす長野屋』も超絶おススメだ。ちなみににしん丼はテイクアウトもできるので、自宅で伝統の味を楽しむのもアリだ。
大仙市長野エリアの名物料理!『ちゃんす長野屋』のにしん丼を実食!
さあ、ついに「にしん丼」が登場。朱色のお椀の蓋を開けると、柔らかく炊かれたドデカい「にしん様」のお目見えだ。フレッシュなサラダに漬物、フキと油揚げの味噌汁が付いているのも嬉しい。
北海道の積丹半島に位置する岩内町からやってきた「にしん様」は脂が乗っており大仙市産のご飯をかき込むスピードが否応なしに加速する。さらに脇を固める山菜たちも主役を引き立てている貴重な存在だ。それぞれが完璧な役割を果たし絶妙な塩梅の「にしん丼」が完成している。
ああ、これは旨いな。私は酒飲みなのでこちらのお店には夜専門で伺っていたが、お昼にもこんなに美味しいものが食べられるとは知らなかった。
大仙市長野エリアで受け継がれきた名物料理に、思わず感嘆のため息である。
【店舗情報】
和食処ちゃんす長野屋
住所:秋田県大仙市長野柳田178-5
営業時間:11:00~13:00(ランチ)、17:00~22:00
定休日:不定休(日曜または月曜)