Yahoo!ニュース

ナスは犬が食べても大丈夫?

ドッグトレーナー/金倉高志犬のしつけ教室【ドッグキャッチ】

犬がナス(なす)を食べても大丈夫か気になる飼い主さんも多いでしょう。

ナスは犬が食べても問題ない野菜ですが、いくつかの注意点があります。

ナスにはソラニンというアルカロイドが含まれており、これはナスの皮や種、未熟な部分に多く含まれるため、食べ過ぎると犬にとって有害になる可能性があります。

ただし、少量を適切に調理して与えることで、犬にとっても安全で、栄養価のあるおやつとして利用できます。

ナスを犬に与える際のポイント

少量にする

ナスはあくまで少量を与えることが大切です。食べ過ぎるとお腹を壊す原因になることがあります。

しっかりと加熱する

生のナスにはソラニンが含まれているため、犬にはしっかりと加熱したものを与えるようにしましょう。蒸す、茹でる、焼くなどの方法で調理すると良いです。

皮や種は取り除く

ナスの皮や種はソラニンを多く含んでいるため、できるだけ取り除いてから与えると安全です。

油や調味料を使わない

人間用に調理されたナスは、油や調味料が含まれていることが多く、犬にとっては負担になります。犬には何も加えず、シンプルに調理したナスを与えるのが良いでしょう。

ナスを犬に与えるメリット

低カロリー

ナスは低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエット中の犬にも適しています。

ビタミンやミネラル

ビタミンCやカリウムが含まれており、健康維持に役立ちます。

注意点

アレルギー反応

ナスに対してアレルギーを持つ犬もいるため、初めて与える際は少量から始めて、愛犬の様子を観察しましょう。

腎臓に不安がある犬は控える

カリウムが多く含まれているため、腎臓に問題がある犬には適さないことがあります。かかりつけの獣医師に相談すると安心です。

まとめ

ナスは適切に調理し、少量を与えれば犬にも安全に楽しんでもらえる野菜です。ただし、与えすぎや未調理の状態では注意が必要です。愛犬の健康状態に合わせて、安全に取り入れてみてください。

犬のしつけや食事など犬のいる生活がさらに楽しくなる情報を公開中のブログ
犬とのくらしでも詳しく解説していますのでぜひご覧ください
犬はナスを食べても大丈夫?安全な食べ方と注意点

犬のしつけ教室【ドッグキャッチ】

「犬のしつけは絶対に楽しい!」を合言葉に、東大阪市でドッグキャッチしつけ教室を運営しています。愛犬と一緒に頑張る犬のしつけ教室です。ドッグトレーナー歴20年以上の経験を活かし、愛犬との暮らしがさらに楽しくなるような情報を発信していきます。YouTube【犬のしつけチャンネル/金倉高志】では、犬のしつけや犬との暮らしについて動画配信していますので、そちらもぜひご覧ください。TV東京{テレビチャンピオン犬通選手権で優勝}を始め、テレビやラジオ出演も多数あり。

ドッグトレーナー/金倉高志の最近の記事