【函館市】お刺身にしたい? いえ、けっして刺身にしないで下さい!
こちらは、万台町にある「はこだて柳屋 本店」です。
1949年創業の「はこだて柳屋」には様々な人気の菓子がありますが、今回は「いかようかん」を目当てに訪問しました。
※お店の右側に駐車場があります。
「けっして刺身にしないで下さい」と書かれた箱に巻きつけられた包装紙を取ります。
するとすぐにふたが開いてきますのでそちらから商品を取り出そうとすると、商品はこちらから取りだすわけではないようで函館の夜景が現れます。
商品は、こちらからではなく箱の横から出すのですが、箱から現れる「生イカ」にそっくりの見た目の「いかようかん」は想像以上にリアルです。
求肥をコーヒーあんで包み羊羹の生地で「イカ」の形を再現しているのですが「イカ」の足の吸盤や血走っている目玉など小さなお子さんだと泣いてしまうかもしれません。
実際の「イカ」は10本のうち2本だけ長い足があるのですが、こちらもしっかりと再現されています。
※この長い2本の足は「蝕腕」という獲物を捕るための腕です。
「イカ」の実際の足の本数は8本です。
リアルさはパッと見た時の見た目だけではなく、羊羹を切ってみるとさらに驚きます。
求肥をコーヒー餡で包んで羊羹生地で「イカ」の形に見立てた三重構造はまるで「イカのゴロ」の部分のようです。
とにかく見た目のインパクトが強いようかんですが、コーヒー風味の餡といってもそれほど強くコーヒーの味がするわけではないので食べやすくて甘すぎないので、リピートされる方も多いそうです。
ちなみにこちらの「いかようかん」をつくるのは非常に手間がかかるそうで、2日間かけて仕上げるそうです。
通常「はこだて柳屋 本店」のみで販売している商品で、1日限定50ぱいと数が限られているためすぐに売り切れてしまうことがあるそうです。
確実に購入されたい方は、お電話などで事前に予約をされておくことをすすめします。
店舗情報
はこだて柳屋 本店
住 所: 函館市万代町3-13
電話番号: 0138-42-0989
営業時間: 8:30~20:00