二十四節気という言葉を聞いたことがありますか？1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた季節の呼び名で、立春、春分、夏至なども二十四節気のひとつです。

今回伺ったのは、そんな二十四節気の季節に合わせた御膳を味わえる「ダイニング＆カフェ ミクリ」です。

12月の「大雪」、1月の「小寒」にいただいた二十四節気のお膳とカフェメニューを紹介します。

場所は阪急中津駅から徒歩4分、大阪メトロ御堂筋線中津駅から徒歩9分。飲食店がそう多くないエリアにあるので地図アプリ必須です。

二十四節気でいう「大雪（12/7～12/21）」に訪れた際にいただいた「二十四節気のお膳（昼1,320円～、夜1,430円～）」は、まず馬鈴薯の擦流しが出てきました。和風ポタージュのような雰囲気で、優しいお芋の甘さを感じます。

一緒に出してくれる、こよみ（献立表）を読みながら次のお料理を待ちます。

それほど待つこともなく、次のお料理が出てきます。最初の一品以降は、すべて同時に出てきます。ごはんは+110円で季節の混ぜごはんや炊き込みご飯に変更できます。

お出汁をたっぷり吸ったロール白菜はとってもジューシー。すだちを添えたカリフラワーも新鮮。とても丁寧に作られたお料理に感動します。このお膳が1000円代で食べれるなんてすごいですよね。

和食好きな母が喜ぶだろうと思い、先週（1/14）にまたまた再訪。。

今（1/5～19）は「小寒」のお献立です。なんとも美しい花びら大根ではじまります。

金柑香るタルタルソースがたっぷりかかった牡蠣のフライや鮭の和風テリーヌなどがお膳に盛りつけられています。お肉が苦手な母はこのラインナップに歓喜！

私はこれで3回目の来店になるので、たまには二十四節気のお膳以外のメニューを頼んでみようと「紀州山椒カリー」をオーダー。その名の通り山椒がびっくりするくらいたっぷり。でもマイルドな痺辛さで、食べるごとに「もっと！もっと！」とヤミツキになる味。トマトベースに野菜の旨味が溶け込んでいるので、とても濃厚でした。

ランチは13：30に予約すると、食後に14：00スタートのカフェメニューもオーダーできます。パフェは季節限定の洋梨パフェと迷った結果、みたらし団子パフェに。

みたらし団子のしょうゆっぽい甘辛いタレとバニラアイスの組み合わせが新鮮。団子のモチモチ感もちょうどいい。生姜風味のプリンも良きアクセントでした。トッピングのモナカは香ばしくておいしいし、パフェが番傘をさしているみたいに見えてかわいかった。

母が頼んでいたのは、本わらび粉を使った、朝練りわらび餅。ねっちょりした食感でとってもよく伸びる、風味豊かなわらび餅。煎りきな粉の香りがとっても香ばしくて食後でも余裕でペロリです。

食後はぜひ2階にある、にっぽんの暮らしの道具を扱うセレクトショップ「hitofushi」へ。

店内の撮影は不可なので写真はありませんが、各地のグルメや民芸品、キッチン雑貨、生活用品などが並びます。独自の目線で選ばれたものは、どれもこれも気になるものばかり。

私は地元である奈良の吉野のヒノキの精油や、知人の料理家さんも使っていると聞いた島根県石見焼（いわみやき）のすり鉢、帰省の際のお土産に玄米餅などを購入。暮らしがちょっと快適になって、自然と大事に使いたいと思える一品に出会えますよ。

話を戻して「ダイニング＆カフェ ミクリ」は人気店なので予約がベター。二十四節気のお膳は2営業日前までに予約ができます。予約はお店のホームぺージから。https://dining-and-cafe-mikuri.jp/　日々のご飯で日本の四季を感じましょう。