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【京都市伏見区】海宝寺で行われる多文化フェス11月2日「坐」、3日「堂」。その内容を初解説!

まえちん地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

伏見区桃山町正宗、少し坂を上がった住宅街の中にある「海宝寺」。享保年間(1716〜1736年)黄檗山萬福寺十代・杲堂元昶(コウドウゲンチョウ)禅師によって創建されました。静かで落ち着いた雰囲気がある境内には伊達政宗お手植えの木斛(もっこく)や豊臣秀吉遺愛の手水鉢などが伝わっています。

今回はこちら海宝寺さんで2024年11月に行われるイベントをご紹介します。

海宝寺「坐」&「堂」

開催日時

「坐」2024年11月2日(土)15:30開場 / 16:00スタート

「堂」2024年11月3日(日)10:30開場 / 11:00スタート

チケット:各日3,000円 ※中学生以下無料

ええ、フライヤーだけ見るとこれは一体なんのイベントなんだと思ってしまうところですが筆者は今回、イベントの全容を確かめるためにいざ海宝寺さんへと向かったのでした。

写真:中田絢子
写真:中田絢子

実は今回が2回目となる海宝寺さんでのイベント、2023年の初回開催よりも今回はさらにパワーアップしております。なにが「坐」でなにが「堂」なんだというところを紐解いていくと、まず「坐」のメイン会場がこちらになります。

お客さんは畳の上で坐の状態、演者さんも舞台上で坐の状態。ここで行われる演目が 藤かんなさんをお迎えしてのトークショーや漫才、三線演奏、HIPHOPフリースタイルセッション、古典怪談と…多種多様の文化が混ざり合った激シブな内容となっております。皆さん想像できますか…?

※2日(土)は途中 演者・観客問わず「座禅」の時間があります。参加自由!

屋外では様々なアートライブも

手入れの行き届いた情緒あふれるお庭で行われるのはライブペイント。1日目はHONDAのクラシックバイク「モトコンポ」に、2日目は金屏風にペイントを施すということで野外パフォーマンスにも大注目。この他にもシルクスクリーンという技法をLIVEで行いイベントオリジナルのTシャツをゲットできたりオリジナルのステッカー制作、こちらももちろんLIVEで!

2日目、「堂」

会場となるのが紛れもなくお堂なのですが、その全貌は実際に来た人だけ目に焼き付けて欲しいという住職さんのご希望で遠巻きに撮影。ここで観る、聴くHIPHOP・アサラトライブ(アサラト:西アフリカの民族楽器)・漫才って一体どう響くのか、どう感じるのか…! ぜひ会場で味わってほしいものです。大トリはガガガSPのコザック前田さんによる弾き語りライブ。この日この瞬間だけのスペシャルな舞台になることでしょう…!

沼るかもしれないアイテム

写真:中田絢子
写真:中田絢子

余所ではなかなかお目にかかることのできないブッダマシーン(上写真)の展示・即売会もありますよ。この光と流れてくる念仏に吸い込まれそうになる…。

DJプレイヤアート展示、両日共に多国籍なフードブースも登場予定。まだご紹介しきれない情報は海宝寺さんのSNSからもご覧いただけます。

元を辿れば住職さんの「気軽にお寺に人が集まってほしい」という想いを発端とし、新たな文化をつくる活動としてシンプルに住職さんの好きな人たちを集めた愛が溢れるイベントとなっています。まずは会場に来て類い稀なる多文化イベントを体感してみてください!

海宝寺

住所:京都市伏見区桃山町正宗20

ご来場の際は公共の交通機関で。

・JR藤森駅から徒歩12分 / 近鉄丹波橋駅から徒歩12分 / 京阪墨染駅から徒歩12分

海宝寺 HP

「坐」チケット情報 / 「堂」チケット情報

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

伏見で育ち伏見で働き 結婚・出産を経て再び伏見に舞い戻り伏見区限定のライターを始めた伏見大好き主婦。伏見をえこひいきしながら様々なニュースをお届けします。

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