「この画像のようなにんにくは選ばないで!」八百屋からのお知らせ!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
猛暑日が続いていますね。この時期は、夏バテで食欲がないという方も多いのではないでしょうか?
そんな時は、スタミナをつけるためにニラ、モロヘイヤ、にんにくなどのスタミナ野菜がおすすめです。
なかでもにんにくは、アリシンと呼ばれるビタミンB1の吸収を助けて糖分をエネルギーに変換してくれる効果があります。つまり、にんにくを食べることで体が疲れにくくなる効果が期待できます。
そこで今回は「新鮮でおいしいにんにくの選び方」を紹介します。
新鮮でおいしいにんにくの選び方
にんにくは鮮度劣化しにくい野菜なのですが、そのせいで売り場で放置され続けて傷んでいるものが陳列されている可能性があるんです。
そこで、新鮮でおいしいにんにくの選び方を紹介します。
芽がでていない
鮮度の良いにんにくを選ぶときは、まず「にんにくの芽」に注目しましょう。
芽が伸びているにんにくは、売り場に陳列されてから時間がかなり経過している証拠です。
実際に売り場で売れ残って長い期間陳列されて続けているにんにくや、陳列棚の後ろに落ちて放置されていて清掃の時に出てきたにんにくには芽が生えていました。
もちろん芽が生えたにんにくは、店員がすぐに見切りにするべきなのですが、なぜかにんにくは見逃されていることがよくあります。
芽が出たら食べることができないというわけではないのですが、鮮度をみるときの1つの目安になるので、チェックしてみてくださいね。
全体的に乳白色
次に「にんにくの色」に注目しましょう。
傷んでいるにんにくは、カビが生えて一部分が黒く変色してしまっているものがあります。特にお尻の部分に黒い斑点ができやすいので、お尻の色はしっかり確認しておきましょう。
全体的に乳白色のにんにくを選ぶと傷んでいるにんにくを避けることができますよ。
とくに複数個ネットに入っているにんにくの場合は、設置面に湿気が溜まって黒いカビがついている場合あるので注意しましょう。
全ての片が茎にくっついている
最後に「にんにくの片」に注目しましょう。
全ての片が茎にしっかりくっついているにんにくは鮮度が良いです。
逆に1つ1つの片が離れているものは、乾燥しすぎていて水分が抜けているので選ばないようにしましょう。
にんにくの選び方まとめ
今回は新鮮でおいしいにんにくの選び方を紹介しました。
ぜひ今回紹介した方法を使って、にんにくをたくさん食べて頂けると嬉しいです。
他にも「にんにくが長持ちする保存方法」や「真夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。