札幌市中央区、中島公園にある藤の花が見ごろを迎えたと聞き、見に行ってきました。

2022年5月24日夕方、18時前後の様子です。

中島公園と言えば桜の名所という印象も強いものの、敷地内にはさまざまな種類の花や木があります。

今の季節、気になるのは藤の花。ライラックと藤のコラボレーションも見られます。

中島公園内の藤の花は、全部で3ヶ所あります。

最も有名な藤棚があるのは豊平館にほど近い、菖蒲池のほとり。菖蒲池の中の島にあたる場所にあります。遠目にも、藤がきれいに咲いているのが見えました。

やさしい藤色の花が風にそよいでいて、ちょうど見ごろです。

葉の色もみずみずしい緑できれいです。夕方らしい淡い色の空の下でも、充分に美しく見えました。

藤棚の下をゆっくりと通り抜けると、ふわりと花の香りが漂います。

近くにはライラックの木もあるので、藤とライラックをあわせて写真におさめるのもおすすめです。

ちなみに中島公園内のライラックはまだまだ見ごろですが、少しずつピークを過ぎつつある花もあるようでした。

2ヶ所目の藤の花は、地下鉄「中島公園」駅の3番出口の目の前。札幌パークホテルからも近いエリアです。

池のほとりのものに比べると少し小さめの藤棚ですが、こちらもきれいに咲いています。

花の種類も違い、紫色の八重咲きの藤でした。クリアで鮮やかな色合いで、力強い印象です。

なお、もう1ヶ所の藤の花は日本庭園内にあります。残念ながら今回は遅い時間だったため、門が閉まっていて見学できませんでした。

息つく間もなく次々に花が咲く札幌の春。中島公園内もさまざまな花が咲いています。豊平館前の赤いツツジも華やかでした。

時間のある時に、ゆっくりと散策してみてくださいね。