駅から徒歩4分!ハード系パン好きの聖地!マニアも溺愛するベーカリー「まちのパーラー」
保育園の建物の中に佇むベーカリー!大人な東京パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
東京メトロ副都心線、もしくは有楽町線の小竹向原駅から徒歩4分のところにある、まちのパーラー。こちらのお店は2013年にテレビ東京の人気番組である「孤独のグルメ」でも紹介されたベーカリーカフェ。
いや、パン好きな方には江古田にあるパーラー江古田の姉妹店といった方が分かりやすいかも。保育園と同じ建物にあり、一見、パン屋が入っているとは分かりずらいのだけれど、ガラス窓に水色で書かれた「まちのパーラー」の文字が目印。
くるみといちじくのコンプレ、ほうれん草とリコッタチーズのキッシュ、チーズリュスティックを実食
コンプレの生地にワイン漬けの白いちじくとくるみが入っています。
ちまにみ、コンプレとは…
英語で言うコンプリートのフランス語で「完全な」という意味で、小麦の全体を使った粉=全粒粉を使ったパンということになります。
クラスト(外側)は香ばしく、生地はコンプレなので深みある雑多な味わいがたまりません。それにいちじくの甘味、くるみの香ばしさが口内でまざりあい、ガリっと少し焦げている部分も美味しいのですよ。クラム(内側)はいちじくの柔らかさもあり、気持ちしっとりしています。薄くスライスしたらトーストして食べるのも美味しいですが個人的にはそのまま食べるのも好きだったりします。
パーラー江古田に通い始めた頃から、キッシュと言えばコレばかり食べているくらい大好きなキッシュ。出来るだけ多くの種類を食べようと、違うものを選ぼうと思うのだけれど、ついつい、まちのパーラーでも「ほうれん草とリコッタチーズのキッシュ」を選んでしまいました(笑)
ふんわり口のなかで、リコッタチーズのコクが広がりつつ、ほうれん草の苦みを含んだ旨味、ドライトマトのかすかな酸味がキッシュ全体の味を際立たせています。
もちろん、テイクアウトでも美味しいのだけれど、パン陳列の奥にはイートインスペースもあるので、こちらでドリンクを飲みながら頂くのもオススメです。
クセのないもっちりしたリュスティック生地に、ゴーダチーズが練りこまれています。チーズが練りこまれているので、食べる前からチーズの香りが鼻腔をくすぐるのだけれど、パンオフロマージュみたいな直接的なチーズ感はありません。
生地だけのもっちり感ではなく、チーズのペタっと感もあり好きな食感。もちろん、このパンを単体で食べても美味しいと思うのだけれど、肉料理などにも合いそうだなと思いました。
動画でサクっと「まちのパーラー」の様子を知りたい方は、0.24あたりからチェックできます。
まちのパーラー
住所:東京都練馬区小竹町2丁目40-4
電話番号:03-6312-1333
営業時間:8:30~
定休日:火曜日