【東京ベーカリー11選】2023年版!東京の絶品ベーカリーカフェを幅広くご紹介
徐々に気温が上がり、お花見の季節を迎えつつある今。
前回にも好評だった東京ベーカリーカフェ特集を、2023年版として作成しました。
テイクアウトはもちろん、店内でも楽しめるようなカフェを多数厳選していますので、ぜひ参考にしていただいて、周辺の公園でのピクニックやお花見の際に、ちょっと贅沢なパンを召し上がってください。
前回のベーカリーカフェ特集はこちら。
【東京ベーカリーカフェ8選】
2022年最新版!令和の注目ベーカリーカフェを新生活に合わせて堪能しよう!
■動画で確認したい方はこちらから
1. Bread&Coffee IKEDAYAMA @五反田
「自家製パンと自家焙煎コーヒー」をコンセプトに、お子さんから年配のお客さんまで誰もが普段使いできるようなお店を目指す地域密着店。
「素材の持つ味や香り、食感を最大限に生かしたパンを届けたい」という思いから、手間を惜しまず、粉の捏ね上げからすべて店内で行うオールスクラッチ製法にこだわっています。
ガラス張りの店内では焙煎やパン作りの様子も眺めつつ、こだわりのパンやコーヒーを楽しめます。
お店の人気ナンバーワンは「パン・ド・ミ」。
独自の製法で水分量を90%まで高めた生地は、しっとりもっちりとしていて、小麦のおいしさを存分に感じられる逸品です。
お客さんから食べたいパンを募り、パン・ド・ミと同じ生地で作った「メロンパン」も根強い人気があるとのことです。
ワンコインで楽しめるモーニングも魅力的で、この日私も「パン・ド・ミ」のトーストセットをいただきたかったのですが、残念ながら間に合わず。。
それでもクロワッサンのセットをいただくことができました。
モーニングで、確実に「パン・ド・ミ」を楽しみたい方は、10時ギリギリではなく、9時など、余裕を持って訪れるとよさそうです。
<<Morning(クロワッサンセット)>>
500円(税込)
営業時間:8:00-19:00
定休日:無休(年末年始除く)
2. MainMano @代々木上原
食べログ百名店常連、代々木上原の人気ブーランジェリー。
パリの16区をイメージしたブーランジェリー&カフェマンマーノ。
毎日60種のパンを焼いている、パン好き必見のお店です。
フランス語で“Main”、イタリア語で“Mano”
それぞれ“手”の意味で、手作りのパンで手と手を繋ぎたいという想いで名付けられました。
オールスクラッチ製法のパン作りのテーマは“粉と水の融合”。
小麦、バター、野菜、水にいたるまで、厳選した素材を生かした「より幸せになれるパン」を提供してくれます。
本場仕込みの製法と、良質な食材で作られるシェフの創作レシピも注目で、季節のスープとパンの盛り合わせセットのマンマーノブランチ。
1日5食限定ですが、パンケーキセットの提供もあります。
パンのこだわりは、“美味しさの原点”にあります。
粉は主に北海道産、九州産、カナダ産小麦粉をパンによって使い分け、酵母はオリジナ ル自家培養乳清種やサワー種・果実種、フランス産AOP認定発酵バター、エビアン水にいたるまで、ひとつひとつ吟味し、厳選しています。
そんな工程で作られた、パンは見た目からも美味しさが伝わってくるかと思います。
中でもクロワッサンは、平日でも朝、昼、夕方2回と、1日4回ほど焼き上げていますので、焼き立てのおいしさを楽しめるところも嬉しいポイントです。
値段も非常に良心的で、比較的手頃に本格的な味を堪能できるかと思います。
また、コーヒーにもこだわっているのが、MainManoさんの特徴で、アラビカ種を主軸に独自焙煎しているとのこと。
スイスが誇るコーヒーマシンのワールドブランド「JURA(ユーラ)」で抽出されるコーヒーとパンのマリアージュも、ぜひお試しください。
<<バゲットショコラ>>
280円(税込)
<<塩バターパン>>
230円(税込)
<<トマトバジルチキン>>
390円(税込)
営業時間:8:00-19:00
定休日:火曜日
アクセス:代々木上原駅から徒歩1分
座席:14席(カウンター4席・テーブル6席、テラス4席)
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、現金◎
3. ブーランジェリーボヌール 栄通り店 @三軒茶屋
溶岩で作った石窯で焼き上げたパンを提供する三軒茶屋密着の地域のベーカリー。
栄通り店はイートインがあるので、買った焼き立てパンをその場で食べることができます。
ボヌールセットはクロワッサンを含む5種類を日替わりで提供してくれるため、少しずつ楽しみたい方にぴったりです。
お店のロゴは、フランス・ポワラーヌの「P」のように、パンボヌールには「B」というクープを入れています。
日本にいながら本場フランスの味を楽しむことができる、このカンパーニュには、ボヌールの原点が刻まれています。
ブーランジェリー・ボヌールの看板商品、「パン・ボヌール」は、ポワラーヌで働いていたシェフが考案した、天然酵母と石臼挽きの全粒粉を使用したカンパーニュ。
栄通り店限定のおにぎりパンは、見た目も可愛く、片手で食べられることから、忙しい方にもピッタリです。
必ず30分に1度は焼き立てを提供する、徹底的な焼き立てへのこだわりは、フランス語で幸せを意味するボヌールさんだからこそ提供できる心遣いだと感じました。
イートインを利用しているときも、ひきりなしにお客さんが買っていくのですが、次から次へと焼き立てパンがキッチンから登場するので、混雑する時間帯もたくさんの種類のパンを選ぶことができました。
<<ボヌールセット>>
700円+税
営業時間:8:00-20:00(カフェ〜19:00)
定休日:なし
4. プロフィテ サンセリテ @祖師ヶ谷大蔵
食パンが毎日500斤以上売れるとの紹介で注目を集める人気ベーカリー店が、祖師ヶ谷大蔵に2022年7月にオープンしました。
埼玉県狭山市に本店をもつ天然酵母パンの人気店で、祖師ヶ谷大蔵では、2019年9月に駅の北側にオープンした店舗に続き、2店舗目になります。
国産の小麦粉とホシノ天然酵母で時間をかけて発酵させたパンは、老若男女に愛される優しい味になっています。
今回オープンした店舗名にもある”プロフィテ”には、フランス語で「楽しむ」という意味をもつ、楽しんで欲しいという想いが込められており、おしゃれに陳列された数々のパンからも楽しい気持ちが込み上がってきます。
こちらの店舗には惣菜パンが他の店舗より豊富で、熟成ベーグルやその場で冷たいカスタードを詰めてくれるクローネなど、店舗ならではの品物が勢揃いでした。
クローネは今回いただいたのですが、さくさくのパン生地に詰められたカスタードが絶品でした。
イートインスペースも設けられているため、その場でできたてを楽しむこともできます。
<<塩パンチーズ>>
190円+税
<<カレーパン>>
220円+税
<<ミルクベーグル>>
240円+税
<<ブルーベリーベーグル>>
240円+税
<<オレンジロール>>
260円+税
<<クローネ(カスタード)>>
260円+税
営業時間9:00-19:00
定休日:土日
5. リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー 東京本店 @吉祥寺
食べログパン百名店2022にも選ばれた、フランス産の上質な素材と手作りにこだわるパリ発祥の名店。
「透明性」「親近感」「品質」がコンセプトのパティスリー・ブーランジェリーです。
本店であるLIBERTÉは、2013年、オーナー・創設者のミカエル・ベニシューによって、パリにオープン。
若手のクリエーターや企業家など、新しい感覚のライフスタイルを持つ人々が集まるエリアに、フラッグシップストアとしてオープンし、競争を勝ち抜いてきました。
ここ、吉祥寺にある東京本店はLIBERTÉの世界展開1号店として、オープン。
仏産直送の小麦粉、仏産のAOPバターや塩など上質な素材のみを使用し、店内でパンやケーキなどを製造してくれています。
添加物を極力使わず伝統的な仏のケーキ等も、LIBERTÉ流にアレンジしたメニューを提供してくれます。
スイーツメニューはもちろん、野菜・肉・魚のプレートランチなど、パリの味わいを堪能できるので、一日中その魅力を堪能することができます。
<<リベルテ風 無水ビーフカレー>>
1460円+税
<<ホットコーヒー(SET)>>
350円+税
営業時間:
平日 10:00-11:00(イートイン) / 11:00-19:00(カフェ)
土日祝 9:00 - 11:00(イートイン) / 11:00-19:00(カフェ)
定休日:無休
6. Brasserie VIRON @東京駅
食べログ ビストロ百名店2021選出のおしゃれカフェ。
VIRONの1番の魅力は、パリのバゲットコンクールで優勝したお店でも使用されている、高品質の小麦粉「レトロドール」を使った本格バゲット。
フランス語で“カジュアルな居酒屋”という意味をもつブラッスリーとして、フランスの日常的な料理と一緒に、各種ワインも楽しめます。
まるでフランスに来たかのような空間も贅沢で、赤を基調としたオシャレな外観と細かい装飾にこだわったクラシカルな店内空間も、まさにパリ。
看板メニューの馬肉のタルタルやフランス直送のドーバーソール(舌平目)のムニエル、伝統的なフランス菓子が並ぶブーランジェリ・パティスリーも、機会があればお試しください。
<<MenuB>>
1100円(税込)
営業時間:
ブーランジェリ・パティスリー:9:00-20:00
ブラッスリー:朝:9:00-11:00、昼:11:30-14:00
カフェ:14:00-17:30(L.O. 17:00)
夜:18:00:20:00(L.O. 19:00)
定休日:無休
7. JEAN FRANCOIS @日比谷
MOF(フランス最優秀料理人賞)受賞シェフ「ジャン・フランソワ ルメルシエ」の技術と精神を受け継いだベーカリー&カフェ。
工房一体型店舗で焼き上げた、常時50種類以上の芳醇な香りある出来立てパンをいただけます。
パンは、素材が持つ風味を最大限に活かすためにフランス産をはじめ、それぞれのパンに合う様々な産地の小麦や使用食材を厳選。
ベーカリーなので、テイクアウトがメインなのかなと思っていましたが、カフェスペースがそこそこ広いのも嬉しいです。
そして、注目ポイントの一つが、お得なモーニング。
11時までの時間限定ですが、税込583円で本格クロワッサンとコーヒーがいただけるのは、とても高コスパ。
クロックムッシュセットやキッシュセットなど、他の選択肢が用意されているのも嬉しいです。
<<モーニング(クロワッサンセット)>>
583円(税込)
<<メロンパン>>
209円(税込)
営業時間:9:00~22:00
(L.O. 店内イートイン 21:30 / テイクアウト 22:00)
定休日:年末年始
※東京ミッドタウン日比谷に準ずる
8. &COFFEE MAISON KAYSER @田町
”ブーランジェリー文化”を日本に広めてきたメゾンカイザーが、「食」のトータルプロデュースブランドとしてオープンしたカフェ。
パンを中心に展開してたメゾンカイザーが、次のステージとしてペアリングを提案していきたいと考え、ドリンクも季節ごとに異なるメニューをご提案。
店名の“&”には“コーヒーと”合うパンを、逆にパンにマッチする“コーヒーを”という新しい組み合わせを模索する意気込みが込められています。
特に徹底して追求するのは、”焼きたてクロワッサン” と ”こだわりコーヒー” のマリアージュ。
この日も実際にそのマリアージュを体感してみました。
もちろんブーランジェリーとして、店内の厨房で焼き上げたパンはどれも絶品です。
電源も完備しているので作業向けとしてもおすすめできる空間になっていました。
<<クロワッサン>>
285円(税込)
<<シーズナルドリップ>>
430円(税込)
営業時間:10:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:msb Tamachiに準ずる
9. B² ビースクエアード @南麻布
清澄白河、東陽町で大人気のベーカリーが2022年7月、南麻布にグランドオープン。
B²は、日本初となるベーカリー工場とコーヒー焙煎工場が一体となった新インダストリアルカフェで、南麻布店は、3号店で、自家焙煎珈琲と天然酵母パンが朝から楽しめる私も大好きなお店です。
小麦粉は十勝の前田農産から産地直送で仕入れたものを使いつつ、さらに小麦の風味を最大限引き出すために100%フルーツの天然酵母を使用。
その年にとれた小麦を速やかに製粉し、挽き立てのまま味わうプロジェクト「新麦コレクション」の小麦粉も、季節ごと、期間限定で使用するとのことで、最高品質のパンが味わえます。
惣菜系、スイーツ系、サンドウィッチ、デザート系、揚げパンなど、品揃えの豊富さも魅力の一つなので、何度か訪れるうちに、お気に入りのパンを探してみてください。
夕方ごろに伺うと、パンの選択肢も減ってきてしまうので、午前中に訪れていただくのが、おすすめです!
コーヒー豆は深煎と中煎りから選べるので、お好みで頼んでみてください!
夏場は、エスプレッソトニックもいただけて、爽やかな味わいと香り豊かなパンを味わえます。
麻布十番および白金高輪から10分程度と、少し距離はありますが、是非訪れていただきたいお店です。
<<生ハムブリーチーズ>>
440円(税込)
<<キャロットケーキ>>
380円(税込)
<<フラットホワイト>>
490円(税込)
<<Coffee Tonic>>
500円(税込)
営業時間:
火・水 8:30-16:30
木・金・土・日・祝 8:30-18:30
定休日:月曜日(月祝は営業、翌日振替休業)
10. 365日と日本橋 @日本橋
食べログパン百名店2022選出の大人気店。
17種類の国産小麦を使い、ハムやベーコン、あんこなども手作りする自然派の新しい日本のパンを提供する「食のセレクトショップ」です。
全国から集めた米、醤油、味噌、納豆、卵、野菜、お茶、コーヒーなどのこだわりの食材、お皿やナイフなどの食雑貨も取り揃えており、どれも注目の品。
開店直後から行列のできるパン屋さんですが、テイクアウトで利用されていく人も多いので、回転率は比較的良いです。
特に有名なのは、クロッカンショコラ。
以前に、三軒茶屋のJUNIBUN BAKERYを訪れた際にいただいたので、この日は白のパールクロッカンを敷き詰めたメニュー、レモンミルクフランスをいただきました。
パンとの間に挟まった、レモンクリームとチーズクリームもアクセントになって美味しかったです。
その他には、日本橋限定の十勝前田農産のキタノカオリを100%使った「キタノカオリ」と契約農家さんの畑を表現し、野菜をたっぷり使った赤味噌の和風フレンチトースト「ハタケ」をいただきました。
ちなみにコーヒーメニューもとてもおいしく、系列の自家焙煎珈琲店「二足歩行」さんの豆を使っているので、是非合わせて注文してみてください。
<<キタノカオリ>>
264円(税込)
<<ハタケ>>
528円(税込)
<<レモンミルクフランス>>
374円(税込)
<<アメリカーノ>>
550円(税込)
営業時間:
平日7:30~20:00
土日祝10:30~20:00(L.O.19:00)
定休日:日本橋高島屋S.C.に準ずる
11. 365日とCOFFEE @二子玉川
"食の声を聞く"をコンセプトに生まれた、365日が手掛けるパンとコーヒーのお店。
どんな食にもここにたどり着くまでの道のりがある。生まれた場所、育ちの環境、旅の景色、今日の天気と機嫌。
コーヒー片手に腰を下ろして、その物語を聞いてみる。
その声に耳を傾けたとき、食の意味はさらに豊かになる。
食べて、飲んで、耳を澄まして。
そんな、自然の恵み、生産者、365日。すべての人の思いを感じられるような空間があります。
お店の接客も良質で、心地よい心がけをしてくれるのは、安心して時間を過ごせる理由にもなっています。
店内にはブックディレクター幅 允孝(はば・よしたか)氏が選書した100冊の本も並んでおり、パンにまつわる本や絵本を中心に、興味深いものばかりでした。
パンは、「食のセレクトショップ」として代々木上原に店を構える「365日」が手がけるパン。
17種類の国産小麦を使い、ハムやベーコン、あんこなども手作りする自然派の新しい日本のパンを提供してくれます。
コーヒーは、三軒茶屋の自家焙煎珈琲店「二足歩行」の豆を使っており、ナチュラル製法の生豆に特化した、豆本来の香りや味わいを楽しめるような、コーヒー好きにとっても満足感が高いような一杯を提供してくれます。
営業時間:10:00~20:00(L.O 19:30)
定休日:無休 ※玉川高島屋S•Cに準ずる
アクセス:二子玉川駅から徒歩4分
座席:50席
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、現金◎