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20年前でこのプロポーション!ちょっとズル?してるけど変形ギミックも完璧!

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとしているモデラ―で、YouTube「シゲチャンネル」管理人のシゲユキです。

今回は、「機動戦士Zガンダム」より、HGUC「ゼータガンダム」をご紹介します。

※ HGUC:High Grade Universal Century

HGUC 041 1/144 MSZ-006 ゼータガンダム
定価 1,760円(税込)
2003年10月 発売

一般販売なので、最寄りのプラモデルお取り扱い店でお買い求めいただけますが、しばらく再販されていないため、現在では希少な製品となっています。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

■前後ショット

素組み&無塗装です。
シールは付属の物を使用しています。

発売から既に20年近く経ちますが、今見ても十分納得のできるプロポーションです。

■サイズ比較

ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。

設定上の全高は 当機が19.8m、ガンダムは18.0mです。
スケールはいずれも1/144となります。

プラモデルとしてのガンダムのサイズは約12.5cmなので、
18.0m ÷ 144 = 12.5cm
となり、縮尺はおおむね正確です。

■後継キットと比較

左:当キット / 右:HGUC No.203 ゼータガンダム
左:当キット / 右:HGUC No.203 ゼータガンダム

当キットは、GUNPLA EVOLUTION PROJECT(ガンプラエボリューションプロジェクト)の第1弾として2017年にリメイク(写真右側)されています。

リメイクは可動を追求したアップデートですが、プロポーションにも変更が見られ、ちょっとガッチリした感じです。

左:当キット / 右:HGUC No.203 ゼータガンダム
左:当キット / 右:HGUC No.203 ゼータガンダム

フライングアーマーがカナリ大きくなっていますね。

■パーツ構成

成形品が5枚に、ポリキャップ、シール、と、なっています。
グレーのEランナーはABS素材なので、塗装する場合は注意が必要です。

シールは主に黄色の補間です。
小さいものばかりなので、紛失に注意しましょう。

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC ゼータガンダム [MSZ-006] 041(当方のブログです)

■付属品

本体以外の付属品は次のとおり。

  • ビームライフル
  • ビームサーベル
  • シールド
  • ハイパーメガランチャー
  • ランディングギア
  • オプションマガジン x 2
  • 変形用パーツ

ビームライフル

当機の主兵装となる専用ライフルです。
ガンダムMk-IIと共通のEパックを採用している設定ですが、当キットでは取り外せません。

標準の握り手で保持可能です。

銃身グリップは収納できます。

収納状態の「ビームライフル」は前腕にマウント可能です。

ビームサーベル

右手と一体型の物が1本付属します。

一体型ゆえ、当然左手には持たせられません。
また、すべて白一色なので、塗装しないと見栄えがイマイチです。

シールド

当機専用の防御兵装です。
変形時(後述)にはメインセンサーを備えた機首となります。

装備の際は、裏側にあるダボを利用して前腕に装着します。

ハイパーメガランチャー

モビルスーツ用の携行武装としては最大級の破壊力を持つとされるメガ粒子砲です。

砲身を伸ばしてグリップを展開する事で使用時の状態となります。
サイドグリップは左右にありますが使わないほうを展開する必要はありません。

脇に抱える感じで保持できますが、そこらじゅう干渉するのでカッコ良く構えるのはナカナカ難しいです…。

メガランチャー本体の3カ所には、付属のランディングギアを接続できます。

オプションマガジン

ハンドグレネード用の物で、同じものが2つ付属します。

前腕のハードポイントに「ビームライフル」や「シールド」と排他で装着可能です。
ただ肝心のハッチは閉じたままで開くことはできません。

■ギミック

ウェイブライダーへの変形

当キットは飛行形態であるウェイブライダーへの変形が再現されています。

変形させる場合は、

  • ゼータガンダム「本体」
  • 収納状態の「ビームライフル」
  • ランディングギアを接続した「ハイパーメガランチャー」
  • 「シールド」
  • 「変形用パーツ」

を用意。

詳細は割愛しますが、

「本体」をご覧のように分解し、

変形を交えながら、各部位を「変形用パーツ」に組みつけていけばOKです。

ということでウェイブライダーの完成!

主観MAXで申し訳ないですが、プロポーションはカナリ良いです!

横から見るとこんな感じ。
これだけの薄さを再現したのは、ホント見事ですね!

ただ、タネを明かせば…、

これだけの部分をバッサリとオミットしていたり…。(;^_^A
まぁ、物理的にパーツが減っているので、薄くできて当たり前とも言えますが、個人的にはこーゆー判断も悪くないかな?と思います。

■まとめ

  • 「機動戦士Zガンダム」より「ゼータガンダム」のキットです。
  • 今回ご紹介したのは現行版(No.203)ではなく、古いほう(No.041)になります。
  • ビームサーベルは右手と一体型です。
  • ウェイブライダーへの変形はパーツの差し替えで再現されています。
  • いずれの形態ともプロポーションは抜群!

以上、HGUC「ゼータガンダム」のレビューでした。

ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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■動画

レビュー(YouTube)

組み立て工程(Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム)

ガンプラつくってみた [ゼータガンダム HGUC 041]

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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