Yahoo!ニュース

テニスフェスで共演した伊達公子さんと小島瑠璃子さんがそれぞれ挙げた2017年を象徴する漢字一文字とは

神仁司ITWA国際テニスライター協会メンバー、フォトジャーナリスト
2017年を象徴する漢字として、“人”を選んだ小島さん(写真左)と、“愛”を選んだ伊達さん(写真/神 仁司)
2017年を象徴する漢字として、“人”を選んだ小島さん(写真左)と、“愛”を選んだ伊達さん(写真/神 仁司)

 12月9日に、東京・GODAI亀戸校で開催されたテニスフェスティバルの「ADIDAS HIMARAYA TENNIS FESTIVAL 2017 TOKYO FINAL」で共演した、元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんと、タレントの小島瑠璃子さんが、2017年を象徴する漢字一文字を挙げてくれた。

「出ましたね。年末の風物詩! 2017年どんな年だったかなぁ、いろいろあったんですけど」と思いを巡らしながら、小島さんが選んだ漢字一文字は、“人”だった。

「たくさんいろんな人と関わりながら、普段生きていると思うんですけど、2017年が人との出会いとか別れとか、そういうものがすごく濃かった。ずっとやっていた番組が終わったというのもありますし、今まで出会わなかった人と会ったりもした。結局、お仕事をしているとはいえ、人との関わりじゃないですか、そのはかなさを感じるのと同時に、だからこそ大事にしなきゃと思った」

 一方、「数時間考えないと出てこないんですよ」と苦戦していた伊達さんが選んだ漢字一文字は、“愛”だった。

「9年半の現役生活から引退を決断するにあたって、やっぱり年々テニス愛というものがすごく大きかったし、やめるまでも、とにかくテニスから離れたくないという気持ちが大きかったです。自分がテニスを愛する気持ち、また、テニスからもきっと愛されたから、9年半もずっとテニスをやることができた。そこには、自分のチームとして携わってくれた人たちもたくさんいたし、もちろんスポンサーもそうだし、ファンの人たちもそうだし、そういう愛に包まれて、テニスにずっと関わった。そこに一度区切りをつけるんですけども、その愛なしには、この引退も、9年半もなかったかなと思います」

 ちなみに、“今年の漢字”の本家である、京都・清水寺での発表は、漢字の日である12月12日の予定で、こちらでどの字が選ばれるかも楽しみだ。

ITWA国際テニスライター協会メンバー、フォトジャーナリスト

1969年2月15日生まれ。東京都出身。明治大学商学部卒業。キヤノン販売(現キヤノンMJ)勤務後、テニス専門誌記者を経てフリーランスに。グランドスラムをはじめ、数々のテニス国際大会を取材。錦織圭や伊達公子や松岡修造ら、多数のテニス選手へのインタビュー取材をした。切れ味鋭い記事を執筆すると同時に、写真も撮影する。ラジオでは、スポーツコメンテーターも務める。ITWA国際テニスライター協会メンバー、国際テニスの殿堂の審査員。著書、「錦織圭 15-0」(実業之日本社)や「STEP~森田あゆみ、トップへの階段~」(出版芸術社)。盛田正明氏との共著、「人の力を活かすリーダーシップ」(ワン・パブリッシング)

神仁司の最近の記事