ロシア軍が北朝鮮製KN-23弾道ミサイルを再び使用、キーウ近郊で親子2人死亡
8月11日、ロシア軍はウクライナに対し弾道ミサイル4発と長距離自爆無人機57発で攻撃、自爆無人機は53機撃墜しほぼ全て阻止しましたが、首都キーウへの弾道ミサイル攻撃で親子2人が死亡し3人が負傷しました。
8月6日にも「ロシア軍が北朝鮮製KN-23弾道ミサイルの使用を再開した可能性」が報告されていましたが、ウクライナ空軍は今回の8月11日の攻撃でロシア軍が使用した弾道ミサイルは北朝鮮製KN-23(火星11カ)と断定しています。今回の着弾位置は8月6日と同じキーウ東部近郊ブロヴァルイ地区でした。
ウクライナ国家非常事態庁(ДСНС України)
2024年8月11日ウクライナ迎撃戦闘
- KN-23弾道ミサイル×4飛来0撃墜
- シャヘド136自爆無人機×57飛来53撃墜
既に以前に報道されていた通り、2023年12月末~2024年2月末までに使われていた北朝鮮製KN-23弾道ミサイルは命中精度が悪く、それは5カ月ぶりに使用再開した現在でも変わりがないようです。しかしオレシチュク空軍司令官が述べる通り、命中精度が悪くとも「都市の何処かに当たればよい」という無差別爆撃で使用する場合は市民への大きな脅威となってしまいます。