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【三田市】三田の弥生遺跡より出土した石器や土器が展示された「三田の考古展」

三田めぐり地域ライター(三田市)

三田市内にはたくさんの弥生時代の遺跡が発掘されていることをご存じでしょうか?

三田ふるさと学習館では、その一部が展示され見ることができる「三田の考古展」三田の弥生時代が開催されています。子供と一緒に行ってきました。

「三田の考古展」は、三田ふるさと学習館を入ってすぐ右側の部屋で開催されています。弥生時代がどんな時代だったのかを学ぶことができます。

こちらは福島長町遺跡、三輪餅田遺跡、天神遺跡から出土した打製石器、磨製石器、石包丁などが並んでいます。

一番奥は三輪餅田遺跡から出土した土器の一部が並べられています。よく見ると土器には模様が施されていたことが分かります。

天神遺跡より出土した壺や甕の形を保った弥生土器です。弥生土器にも様々な形があり、大きい壺も作っていたことがわかります。

さらに弥生時代の住居である竪穴式住居と、暮らしを再現したジオラマがありました。息子は竪穴式住居を覗きこみ、中にいる人形が気になったようでした。

ジオラマは人形を順番に指差し「これは?」っと、何をしているのか聞いてきましたが私の想像力が足りず、全部は答えられなかったです。

ジオラマから弥生時代の暮らしを想像してみるのも良いかもしれないですね。どんな形でも興味を持ってもらえたので良かったです。

私も三田市内にいくつか遺跡が発掘されていることは知っていましたが、この考古展に来るまで、こんなに広範囲で色んな物が出土していたことは知りませんでした。三田市の歴史は知れば知るほど興味が湧いてきます。

ゴールデンウィーク中、小学生以上を対象に組紐、埴輪、勾玉、竪穴式住居模型などが作れる体験イベントも開催されていました。これまでも大型連休や夏休みなどによく開催されていました。どれもオリジナルの作品を作ることができるので人気のイベントです。

息子は対象年齢になっていないので今回は体験していませんが、小学生になったら体験させてあげたいと思っています。

「三田の考古展」は7月31日まで開催中です。夏休み期間も開催されているので、夏休みの宿題の自由研究にされるのも良いかもしれません。

三田ふるさと学習館
住所:兵庫県三田市屋敷町7‐33
電話番号:079-563-5587
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:月曜日(月曜日が休日にあたる場合は翌平日)年末年始(12月28日~翌年1月4日)
ホームページ:三田ふるさと学習館

地域ライター(三田市)

三田で生まれ育ち、現在も三田市で子育て真っ最中。魅力あふれる三田を親子で楽しめるイベントやお店などを紹介していきます。

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