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192cm長身右腕が抜群のコントロールで7回10K 3安打2失点で6勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
イ・ヨンハ(写真:トゥサンベアーズ)

21日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-トゥサンベアーズ(インチョン)は、トゥサンの先発イ・ヨンハが好投。身長192cmの長身から投げ下ろす最速151キロの直球と、鋭く落ちるスライダーが低めに決まり、7回を投げて10個の三振を奪った。

イ・ヨンハは被安打3、無四球で、与えた得点は2点のみ。試合は16-2でトゥサンが大勝し、イ・ヨンハは今季6勝目(4敗)を挙げた。

先発全員得点のトゥサンは、プロ3年目で今季初出場の外野手ヤン・チャンヨルが活躍。自身初アーチを含む4打数3安打3打点を記録し、三塁打が出ればサイクルヒット達成だった。

◇6月21日(火)の結果

・LG 10 - 4 ハンファ(チャムシル)

 勝:イ ミンホ

 敗:ラミレス

・SSG 2 - 16 トゥサン(インチョン)

 勝:イ ヨンハ

 敗:イ ゴンウク

・KT 8 - 1 NC(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:イ ジェハク

・サムスン 3 - 4 キウム(テグ)

 勝:イ ミョンジョン

 敗:イ スンヒョン#20

・KIA 6 - 5 ロッテ(クァンジュ)

 勝:イム ギヨン

 敗:バーンズ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KTとハンファで1対1のトレード」

KTウィズとハンファイーグルスは1対1のトレードを発表。KTのリリーフ投手リュ・ヒウンがハンファへ、ハンファの左打ちの外野手イ・シウォンがKTに移籍した。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSG戦に1番センターで先発出場。1打席目四球、2打席目と3打席目はセカンドゴロ。6回表の4打席目はライトへの鋭い打球のタイムリーヒットを放ち、後続打者の押し出しでホームインした。5打席目はピッチャーゴロで二塁走者と入れ替わり、後続の二塁打でホームを踏んでいる。点差が開き、8回裏の守備で退いた。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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