【仙台市宮城野区】神楽と水みくじ。呼吸を整え疫病と闘いたくなるような県民の森のパワースポットとは?
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
「県民の森」と聞くと宮城県仙台市の皆さんはどこにあると思いますか? 宮城郡利府町にあると思う方多いのではないでしょうか。しかし、実は県民の森は仙台市宮城野区岩切と利府町にまたがる形で広がっているんです。
今回はそんな利府町との境目、ギリギリ宮城野区にあるパワースポットをご紹介したいと思います。キーワードは神楽(かぐら)と水みくじ。神楽と水なんて、某鬼を倒す部隊の漫画・アニメを想像して全集中してしまいそうですが…
はい、こちらがそのパワースポット「青麻(あおそ)神社」さんです。住所は「仙台市宮城野区岩切青麻沢32」。地図上で見ると、宮城野区が大きく利府町に食い込むような形となっていますが、間違いなく仙台市宮城野区。
由緒の書かれた看板。「三度詣でれば生涯中風(※)にならないと伝えられる」(※中風:脳卒中発作の後遺症による半身不随のこと)、「眼病平癒」とあります。昔から健康に関して多くの人達が参拝している、ありがたい神社なんです。
境内への入口。先ほどの赤い橋を渡った先に門があり、その先が社殿です。
赤いのぼりに書かれた「疫病退散」の文字。由緒看板にもあったように、無病息災を祈るパワースポットであることが分かりますね。疫病が気になる昨今、お参りする方が増えているということも頷けます。
そしてこちらの青麻神社。仙台市無形民俗文化財に指定されている「榊流青麻神楽(さかきりゅうあおそかぐら)」も年に3回奉納公演されています。あの「全集中!」な作品が人気となってから、この神楽公演を目当てに訪れる方も多くなっているんだとか。
お参りを終え、社務所に向かうと面白いおみくじがありました。
「池の水に浸してください。文字が浮き出てきます。」と書かれた「水みくじ」! 何やら神秘的な力を感じる、あまり見かけないおみくじです。これは…。
よし! この「水みくじ」が大吉だったら、この記事は皆さんの明日への行動へと繋がる大人気記事として「バズる」に違いない! そんな邪(よこしま)な気持ちが頭をよぎり、ついつい引いてしまいました「水みくじ」。
「水みくじ」は、こちらの鏡ヶ池に浸すことで結果が判明するようです。さあ! 全集中! 来たれ大吉! 呼吸を整えて…
水が…冷たい…。いや我慢我慢。これは試練なんです。ありがたい大吉のお告げをいただき、この記事が人気記事となるための試練なんです。なかなか文字が現れてこないため、何度か水の中でパシャパシャと「水みくじ」を泳がせます…。さて、結果やいかに…。
す、末吉…。
ちなみに学業・仕事の項目にあったのは「成果あやうし。全力を尽くせ。」
…申し訳ございませんでしたっ!
やはり邪(よこしま)な気持ちでおみくじを引いてはいけません。
天はまるっとお見通し。おみくじに頼るのではなく、自分の力で全力を尽くして面白い記事を書きなさいとのお言葉に身が引き締まる思いでした。皆さんは心静かに正しくおみくじを引いて下さいね。
そんなありがたいパワースポットの青麻神社さんでした。皆さんも健康を祈願しにお参りに行かれてみてはいかがでしょうか。
●青麻神社●
〒983-0821 宮城県仙台市宮城野区岩切青麻沢32